Q&A 食中毒を予防するには?

最終更新日 2016年9月5日ページID 003019

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Q.食中毒が心配です。予防法はあるんでしょうか?

 食中毒には、次の3つの種類があります。

●化学性食中毒:食品あるいは食品原料に本来含まれていない有害な化学物質を摂取することによる食中毒
●自然毒食中毒:毒キノコやフグを食べることによる食中毒
●細菌性食中毒:細菌やその菌が生産する毒素による食中毒 

 梅雨時期から初秋にかけて最も注意しなければならないのは、細菌性のもので、細菌を増やさないことが食中毒を防ぐ第一条件となります。特に6月から9月にかけては、室温が高く細菌が食品中で速やかに増殖したり、海水の温度が上昇し腸炎ビブリオが浮遊し魚に付着したりすることなどにより食中毒が多発します。
 これら細菌性食中毒の発生原因は、加熱不足、調理人の手の汚れや傷、調理器具の汚染より起こることがよく挙げられます。特に調理器具は注意が必要で、細菌が付着している魚をまな板に乗せた後、まな板を洗わずに生で食べるものを置けば、そこから菌が私たちの口の中に入ることになります(二次汚染)。
 食中毒を防ぐには、調理器具の洗浄、殺菌が重要なポイントなのです。まな板や布巾は使用後、よく洗い熱湯をかけて、乾燥を心がけるとよいでしょう。紫外線照射は効果的です。
 

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