県内における豚コレラ感染野生いのししの確認について

最終更新日 2019年7月7日ページID 041473

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令和元年7月7日

県内における豚コレラ感染野生いのししの確認について

 

 大野市において捕獲された野生いのしし2頭について、豚コレラの遺伝子検査を行った結果、昨日(7月6日)、陽性と確定されました。今回の事例は、県内で初めての確認となります。

 今回の事例により、陽性確認地点から半径10kmの範囲に所在する県内の養豚農場(1農場)が、監視対象農場に設定されました。

 

1 概要

 6月29日に大野市佐開において捕獲された野生いのしし1頭、7月3日に大野市蕨生で捕獲された野生いのしし1頭を、国(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門)において、豚コレラ確定検査を実施したところ、7月6日夜、2頭ともに県内初となる豚コレラ陽性と確定されました。

 今回設定された監視対象農場には、本日、福井県家畜保健衛生所が立ち入り検査を行い、飼養豚に異常がないことを確認しています。

 

2 今後の対応

 今後、当該農場については、本日から少なくとも28日間(監視対象期間)、飼養豚の異常の有無について、毎日の県への報告等を求めることとします。
 また、監視対象期間の終了日については、国との協議により決定することになります。
 なお、県内の全養豚農場に対しては、6月14日から21日までの間に消毒薬を配布しております。あらためて飼養衛生管理基準の遵守徹底を指導していきます。

 さらに、今回の捕獲地点から半径10km圏内の区域および周辺地域において、野生いのししの豚コレラ感染状況を把握するための調査をより一層強化します。また、野生いのししに対する経口ワクチン散布については、国と協議しながら取り組んでいきます。


 

※豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に出回ることはありませんが、仮に感染豚の肉を摂取しても人体に影響はありません。

※防疫対策を徹底するため、養豚場への接近、取材等は厳に慎んでいただきますようお願いします。

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