平成30年2月の大雪について

最終更新日 2018年3月6日ページID 037890

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  県内では2月4日(日)から冬型の強い気圧配置となり、嶺北を中心に5日(月)~13日(火)にかけて大雪となりました。

 最深積雪は越前市武生で130㎝、大野市九頭竜で301㎝となり、観測史上最多を記録。福井市においても積雪が147㎝となり、「昭和56年豪雪」以来37年ぶりに積雪130㎝を超える記録的な大雪になりました。
 

県内の被害状況

 今回の大雪により、JR北陸本線・越美北線や地域鉄道などの公共交通機関が終日運休。また、初動の段階で北陸自動車道や中部縦貫自動車道が通行止めとなり、国道8号では坂井市からあわら市にかけて約1,500台の車両が長時間にわたり滞留するなど、県内特に嶺北において交通網が麻痺状態となりました。

 これにより、学校の休校、企業の休業、灯油やガソリンなど生活物資の不足など、県民生活や観光、農林水産業をはじめとする経済活動全般に大きな打撃を受けました。

 また、3月4日までに亡くなられた方12名、重軽傷113名、建物被害123棟、農業用ハウスなどの被害900棟超などの甚大な被害が発生しました。

 

  • 社会的変化による影響

 37年前の56豪雪時と比べ、県内の自家用車保有台数が2.7倍、道路延長も2割以上増え、さらにコンビニやスーパーへの物資配送は時間単位で行われています。また、高齢化や福井市などにおける郊外化などにより、県民の皆様の生活に大きな混乱が生まれたと考えられます。

 

  • 災害対策本部を設置

 2月6日(火)に災害対策本部を設置し、特別な対応として、陸上自衛隊、福井河川国道事務所長、中日本高速道路福井保全・サービスセンター所長、JR西日本福井支店長、えちぜん鉄道社長、福井鉄道社長、京福バス社長などに対し対策会議への出席を求め、連携して生活道路の除雪、公共交通機関の復旧、県外からの燃料供給などに全力で取り組みました。また、特設の県ホームページやツイッター、フェイスブックなどで雪かきを行う際の注意事項、排雪場の開設状況などを伝えるほか、除雪活動への参加や不要不急の自動車利用を控えるよう県民の皆様に呼びかけました。


災害対策本部
 
 

大雪に対する応援 ありがとうございます

  • 国道8号の通行止め解消など交通網の復旧への支援

 国道8号の滞留車両の早期解消のため、2月6日(火)に陸上自衛隊に災害派遣要請を行い、人員を増強しながら解消に全力で当たりました。また、えちぜん鉄道、福井鉄道の線路や駅構内における除排雪を追加要請。さらに2月15日(木)には、福井市内における排雪場の開設のため再度災害派遣要請を行い、交通網の復旧などに力を尽くしました。

 このほか、長野県に対し福井市内の市道除雪の応援を要請。大雪に関するボランティアセンターを設置し、多くの方々に生活道路や高齢者宅などの除雪に協力いただきました。

自衛隊の活動 ボランティアの活動
 

  • 全国からの心温まる寄付・メッセージ

 県では、2月11日(日)から、県内市町への寄付も含めたふるさと納税の共同受付を開始しています。県内8市町においても個別に受付を行っており、県全体で1,800件、3千万円を越えるご寄付をいただきました。

 多くの寄付と合わせ、全国から数多くの応援メッセージが寄せられ、「福井を離れて長くなりましたが、ふるさとを思う気持ちは変わりません。」「1日でも早く皆様の日常が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。」など、福井県への温かいお気持ちに元気づけられました。

 また東京都荒川区をはじめ、津村節子さん、東京・大阪県人会など本県にゆかりのある方々からもお見舞金をいただいており、除雪対策などに役立てていきます。

 

大雪を乗り切った福井県!今後について

  • 大雪に関する国への要望

 2月21日(水)、知事が県議会議長、市町の首長とともに、石井国土交通大臣や野田総務大臣らと面会。除排雪経費などに対する財政支援や雪に強い国道8号の整備促進、鉄道事業者の雪害対策の強化、被災農業者や中小企業に対する支援などを要請しました。

 2月24日(土)には、小此木内閣府防災担当大臣をはじめとする政府調査団が、3月5日(月)には河野参議院災害対策特別委員長をはじめとする調査団が来県し、国道8号や農業用ハウス倒壊現場などを視察。関係省庁と連携し、政府一丸となって今回の事態解決に努めていくと述べました。
 
国への要望
 

  • 農業や産業、観光など経済活動への対策

 農業者への農業経営支援資金の貸付や中小企業者の資金繰りなど経営に関する相談窓口を設置。農業や産業など経済活動の復興に向け、準備を進めています。

 また、観光客に福井県が元気であるということを伝えるため、県観光連盟や県のホームページ、フェイスブック、大都市圏での出向宣伝において大雪からの回復をPRし、今後の観光振興につなげます。
 
観光振興
 

  • 今後の課題

 高齢化が進む中で家屋の除雪や安全の確保、高速道路・国道など基幹道路の速やかな除雪・消雪対策、JRなどの除雪体制の強化、県民生活に直接かかわる食品や燃料の優先的確保、県民の皆様への情報の伝達などが課題となりました。

 これらの解決に向け、大雪に関する記録や資料を収集するとともに、様々な課題を調査し、その結果をこれからの防災対策に役立てていきます。



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