組織改正（平成２９年４月１日付け）

組織改正・人事異動の考え方

　

　北陸新幹線の敦賀開業、中部縦貫自動車道の県内全線開通など、本県を取り巻く交流環境が今後大きく変わる中、福井県を開かれた地域にするため、次の５点を重視し、組織改正・人事異動を実施します。

　第一は、交流新時代の実現です。
　東西南北の４つのゲートをさらに大きく開き、本県の一層の発展につなげるため、高速交通体系の整備、地域交通の充実を図り、定住人口・交流人口の拡大や魅力発信の政策を実行する体制を整備します。

　第二は、国体・障スポ成功に向けた準備です。
　開催を来年に控え、国体推進局、競技力向上対策課の人員を増やし、全国初の国体と障スポの融合などの準備を進め、大会開催・選手強化に万全を期します。

　第三は、医療・福祉の充実、産業の活性化です。
　平成３０年度の国民健康保険運営の広域化に向け、市町とともに準備を進めます。
　人やモノ、情報を地域に呼び込むため、先端技術を活用した研究開発を行う意欲ある事業者を支援し、新たな産業の創出を促進します。

　第四は、福井の未来を担う人材の育成です。
　「教育に関する大綱」に基づき一人ひとりの学力を伸ばすため、教育庁および教育総合研究所の体制を整備し、学校への指導、優れた教材の提供など、教員に対する支援を強化します。

　第五は、機動力を高めるポストの新設です。
　組織の機動力を高め、福井の魅力発信など複数の部局が関わる営業活動、市町と連携した幕末明治福井１５０年博(仮称)の広報ＰＲなどを効果的に進めます。