政策集「チャレンジ!~ふくいに新しい風を吹き込む~」 本文

最終更新日 2019年7月25日ページID 041625

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政策1 ひとがワクワク【一人ひとりが「もっと!」チャレンジ】

1 働く人のための「しあわせ働き方改革」を企業とともに実行します

・日本一社員を大切にする県を目指し、「社員ファースト企業」制度を創設。働き方改革を推進
・企業とともに福井で働く魅力をアピールし人材確保に全力

2 男女が互いに尊重しあう 真の「男女共生社会」を実現します

・女性の「なりたい自分」、「かなえたい夢」の実現を応援
・県内大学においてリカレント教育(※)を推進(人生再チャレンジ)
 ※「リカレント教育」…社会人の学び直し

3 社会で活躍する若者グループを「ちょい足し」応援します

・若者グループの自主的な活動を尊重しつつバックアップ
・学生の地域貢献活動や企業との共同研究等を大学と連携し拡大
・未来の福井をデザインする若者会議を開催。元気な若者の活動を応援

4 結婚・子育ての希望が叶う社会をつくります 

・職場や地域で自然な出会いを応援
・幼児教育・保育無償化、高校授業料実質無償化の拡充など子育て先進県ふくいをレベルアップ
・市町の特色ある子育て施策や「子育て世代包括支援センター」の設置・運営を支援
・放課後児童クラブの十分な確保と運営体制の支援強化

5 「学力・体力日本一」をふくいを担う人づくりに活かします

・先生が子どもと向き合う時間を確保し、子どもたちの「夢と希望」「ふくい愛」を育む教育を推進
・社会に学ぶ「地域インターンシップ」と地元社会人による「ようこそ先輩」授業の拡大
・特色ある職業系高校の魅力をさらに向上
・福井に居ながら海外を経験、優秀な外国人留学生を受け入れ福井で活躍
・学校、地域、行政が一体となり不登校対策を強化
・子どもたちが集中して学べるよう学校施設の整備を推進

6 人生100年時代!元気に楽しく暮らす高齢者を応援します

・「みんなが先生」になって楽しむ「いきいきサークル」活動を普及
・短時間勤務など高齢者が働きやすい職場環境をつくり「現役シニア」の活躍を支援

7 障がいのある人もない人も幸せに暮らせる「共生社会」をつくります

・多様な人材が活躍する「ダイバーシティ(※)地域経営」を推進
 ※「ダイバーシティ」…多様性(性別、年齢、国籍、障がいの有無、キャリアや働き方など多様な人材を活かし、能力を最大限発揮できる機会を提供すること)

8 国体・障スポレガシーを未来へつなぎます

・アスリートの世界挑戦を応援し、オリンピアン・パラリンピアンを輩出。わがまちスポーツを次世代へ
・スポーツをまちづくりや交流人口の拡大に最大活用
・地元のトップスポーツチームを県民一体でサポート・応援

政策2 しごとがドキドキ【経済が「もっと!」躍動】

1 農林水産業は福井の基(もとい)なり。その力で福井をさらにブランドアップします

・農林水産業を地域活性化、観光、ブランド発信などあらゆる分野に活用
・経営規模の小さい農林漁家を「ちょい足し」支援で活性化
・スマート農業の導入、ふくい伝統野菜の拡大など夢のある次世代農業を推進
・「ふくいの食」を海外へ。農産物等の輸出拡大をバックアップ
・IoT (※)等による養殖生産、新技術を活かし、ふくいの水産業を次のステージへ
 ※「IoT 」…モノ(物)のインターネット
・県産材を丸ごと使って新たな木材需要を開拓、若者を呼び込む林業に
・中山間地域などの鳥獣害対策に市町とともに全力

2 福井型エコシステム 「お金」「人」「技術」を地域で循環・拡大します

・投資型クラウドファンディング支援、イノベーション工房などスタートアップを徹底応援
・福井型エコシステムを推進。成功した経営者が次世代に投資し拡大サイクル化
・後継者のいない小規模事業者の技術を受け継ぐ「新・後継ぎ」プロジェクト

3 来るべきSociety5.0(※)に備え技術革新と新産業創出を図ります

 ※「Society5.0」…AIやIoTなど高度な技術革新により仮想と現実をつなげ、経済発展や社会的課題を解決していく「超スマート社会」
・IoT、AI(※)、ロボットなど新たなテクノロジーによるイノベーションの創出、人材の育成
 ※「AI」…人口知能
・宇宙、炭素繊維、エネルギー、医療・福祉、農林水産業など、ふくいの新たな成長分野の拡大・発展を支援

4 知事の「対話型トップセールス」により企業育成・誘致を進めます

・現場に出向き経営者との直接対話により新たな事業創出等を支援
・トップ同士で直接セールスし、決断。若者・女性に人気のある企業を誘致

5 「文化とデザインの力」で地域経済・産業の可能性を拡げます

・眼鏡や繊維など福井の地場産業の技術力、デザイン力、ブランド力をさらに向上
・外国人など多様な人材がいきいきと活躍する社会を実現
・商店街のリデザインなど地域の活性化を市町とともに支援

6 「守り」から「攻め」へ! 伝統工芸の新たな価値を高めます

・伝統的工芸品を始めとする地場産業の技術を大切に受け継ぎ、新ビジネスや産業観光へ展開
・世界をリードする福井の技術やノウハウを広く海外に向け発信

7 2025大阪・関西万博を福井の魅力発信に最大限活用します

・万博を活かし、福井の伝統、文化、産業、観光を世界に発信
・関西から東京への新ゴールデンルートの玄関口として外国人観光客を誘致

政策3 まちがイキイキ【地域を「もっと!」活性化】

1 新幹線の先へ! 開業は「ゴール」ではなく「新時代のスタート」 北陸新幹線の最大活用を開業後も責任を持って構想し実行します

・関西至近の嶺南を、生活地としてはもちろん、週末居住、観光、微住(※)など、心を体を休める「WAKASAリフレッシュエリア」へ
 ※「微住」…現地を疑似体験する短期滞在型の旅
・福井市とともに「福井城址整備」を順次具体化。県庁舎の移転を含む将来ビジョンを策定
・北陸新幹線の一日も早い全線開業に向け、財源の確保、調査・環境アセス前倒しなど、大阪までの早期認可・着工
・恐竜博物館、大本山永平寺、東尋坊、一乗谷朝倉氏遺跡、丹南伝統工芸産地、三方五湖など、人を惹きつける観光地をさらにスケールアップ
・観光施設、PR、人材育成、みやげ物などを磨き上げ、おもてなし環境の整備を加速
・「京都事務所」の新設、大阪事務所の機能拡充により、新たなUIターンやインバウンドを開拓
・Wi-Fi環境やキャッシュレス、免税店、案内サインなど観光インバウンド対策を充実
・リニア新幹線名古屋開業に向け、中京へのアクセスを充実

2 新幹線の各駅を拠点とした新交通システムを整備します

・地域鉄道・JR線・バス・乗合タクシー・シェアカー・自動走行などを効果的に接続
・鉄道新駅の設置やバス路線再編・効率化により、もっと便利に
・利用者の視点で並行在来線、えちぜん鉄道、福井鉄道を一体運営
・ふくいを満喫するサービスを盛り込んだ観光体験列車でおもてなし

3 新たな可能性を広げる「県境フロンティア」政策を推進します

・中部縦貫自動車道の開通により奥越が中京の玄関口に。無料高速を活かし企業誘致や観光交流を促進
・近隣府県と連携し、広域観光をもっと推進
・敦賀港の物流機能を強化し、アジアと関西・中京圏を結ぶターミナル港として活用
・冠山トンネルの整備により中京圏との新たな交流を創出し、池田・丹南地域の観光や産業を活性化
・幹線道路網を整備し、県内すみずみまで人流・物流を拡大

4 人口減少時代においても豊かな暮らし 「住みやすさ改革」を進めます

・ICT(※)、シェアリングエコノミー(※)、特区等を活用して地域の足を確保
 ※「ICT」…情報通信技術 
 ※「シェアリングエコノミー」…物、サービス、場所などを、多くの人と共有、交換して利用する社会的な仕組み。シェアハウスやカーシェアリングなどが普及
・ボランティアを支援し、支え合う地域社会モデルを形成
・集落・町内会の機能を広域で補い合うなど地域を守る小規模コミュニティ対策を推進
・空き家や遊休公共施設の利活用を推進
・いきものの命を大切に。人と動物が幸せに暮らす共生社会の実現

5 自然環境や歴史、伝統文化などふくいの魅力を守り、磨き、全国に発信します

・歴史・文化・伝統工芸・自然をネットワーク化し、時空を超える歴史ミュージアムふくいを発信
・豊富な自然環境を、県内外の子ども達に発信し、体験・学習の場として活用する「学びの森」に

6 「福井がおもしろい」を合言葉に若者・よそ者が集まる地域をつくります

・福井型エコシステムや対話型トップセールスで生まれる尖った人・企業で地元定着やUIターンを促進
・都市部の若者がリアルな地域課題の解決に挑む「ローカルプロジェクト」を住民とともに実行
・コワーキングスペースの設置やサテライトオフィスの誘致など「おもしろい会社」が生まれる、集まるエリアを創造

7 嶺南地域を「エネルギー・コースト(仮称)」に 新たな産業・技術・人を呼び込みます

・再生可能エネルギー、電気自動車、IoT、省エネなどを集積し、スマートタウンを形成
・豊富なエネルギーを活用した企業誘致や農林水産業の振興等により、新たな産業を創出
・試験研究炉の整備、大学等の連携によりイノベーション企業を育成
・廃炉技術を全国に先駆けて研究・集積・産業化

政策4 くらしがあんしん 【「もっと!」安全・安心】

1 リスクマネジメントを徹底し「防災先進県ふくい」を確立します

・災害対応は「起きてから」より「起きる前」を重視し、県を挙げて防災力をさらに強化
・大規模災害に備え、情報伝達体制の多重化など消防・防災を支える基盤を整備
・道路・河川監視カメラ、水位計など災害監視体制の充実、ドローンの活用、物資等輸送体制の構築
・ダムや河川整備、雪に強いみちづくり等を進め「県土を強靭化」
・公共施設の一斉点検と集中補修で社会インフラを長寿命化

2 災害発生時に県民の命を救う体制を構築します

・災害発生時を想定し、日頃から事業者と連携・協力して地域防災力の維持、人材の確保・育成、資器材を充実
・防災士・防災リーダーを育成、大規模災害消防団制度の推進
・非常時に迅速な避難行動をとるため、地域防災マップの普及、防災訓練などを実施
・災害発生時に土木事務所や市町に臨時の応援員を派遣するなど初動体制を強化

3 県民が安心して暮らせる「医療と福祉の融合」を実現します

・県民に医療、介護、予防、生活支援がトータルで提供される「次世代包括ケアシステム」を全県的に展開
・県内の基幹病院等の医師や退職医師などによるドクタープールを創設し、全県的な医療体制を充実
・患者に最適な病院を見つけ搬送するクラウド救急医療・消防連携システムの構築
・遠隔医療の充実に向け、ICTやAIを活用した診療サポートシステムを普及・促進
・介護人材の確保に全力。施設とスタッフの充実による安心介護の実現

4 健康ライフスタイルへチェンジ 「いきいき長生きふくい」を目指します

・ウォーキングなど楽しく運動しながら健康維持。日頃から病気になりにくい「健康ライフスタイル」を普及
・生活習慣病からがん対策まで検診率の向上。地域・企業・病院一体の予防体制の充実

5 子ども、女性や高齢者にとって安全で安心な地域社会づくりを進めます

・地域ボランティア等と連携し、通学路などの安全点検や見守り活動などを推進
・ICT(位置情報など)を活用した防犯まちづくり社会を推進
・子どもや女性に対する家庭内暴力等の徹底防止、被害者救済に全力
・ひとり親家庭や児童養護施設の子どもたちの自立を応援

6 原子力・エネルギー政策は「県民の安全最優先」を徹底します
7 特定失踪者、拉致被害者の解決に的確に対応します



政策5 行政チェンジ 【県民主役、県・市町「もっと!」連携】

1 徹底現場主義により「県民主役」の県政を実現します

・県民のみなさんの声を聴き、福井の将来像を共有する新長期ビジョンを策定
・県民参加により、すべての事業をゼロベースで見直し
・徹底的に現場にこだわり、県民の声を聴く、県民が主役の行政にスタイルチェンジ
・職員はオール福井の営業マン。副業・兼業を認め地域ビジネスにも参画
・行財政改革と健全財政の推進

2 「チームふくい」一体の行政運営を進めます

・排除するのではなく「ご一緒に」の精神で。県民・企業・団体・市町と力を合わせ果敢に行動
・県と市町は対等。上意下達ではなく丁寧なコミュニケーションにより一体となって行政運営
・地域政策と全県的な総合戦略を担当する「地域戦略部」を設置
・北陸新幹線の全線開通に向け嶺南振興局の権限・機能を大幅強化

3 クレド(行動規範)に基づく「仕事の進め方」改革を断行します

・クレド(行動規範)に基づき、それぞれの部署、職員が自発的に、かつ責任を持って行動
・職員を信頼し仕事を任せることにより人材を育成。現場の意思決定により仕事をスピードアップ
・「政策トライアル枠予算」を創設し部長権限で随時試行。その成果を踏まえ翌年度に新規事業を立案

4 県と市町の行政サービス一元化を推進します

・マイナンバーカードを活用し、県内どの市町においても同様の行政サービスを受けられる仕組みを推進
・県と市町の行政システムの一体化を推進し、行政効率化と住民サービス向上

5 SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組みを推進します

・SDGs(※)の要素を新長期ビジョンや各種計画、施策に最大限反映
 ※「SDGs」…読みはエス・ディー・ジーズ。2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国連目標で、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っている


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