若狭町「熊川区自主防災会」（第16回防災まちづくり大賞総務大臣賞受賞）

最終更新日 2012年11月20日｜ページID 022594

　若狭町熊川は、江戸時代の宿場町として発展した歴史的な町並みが残る地域で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。観光地として景観整備が進む一方で、地区の高齢化等により空き家が増加するなど、災害時の備えについて不安が生じるようになりました。そこで、歴史的な町並みと暮らしを災害から守るため、住民と行政が協働で「熊川宿防災まちづくり計画」が策定されました。

＜熊川区自主防災会＞

場所：若狭町熊川　　

設立：平成２１年７月

　地区で策定した「熊川宿防災まちづくり計画」に基づき設立。２５歳以上の区民が、防災、避難誘導、情報伝達などのいずれかの班に所属し、地区の防災訓練、防災・減災対策に取り組む。

①「熊川宿防災まちづくり計画」作成のためのワークショップ　（まち歩きによる、課題の発見）	②「熊川宿防災まちづくり計画」作成のためのワークショップ　（地区の防災マップ作り）

③「熊川宿防災まちづくり計画」を区民に周知するためのシンポジウム　の開催	④熊川宿自主防災デーでのプチ消防操法大会の開催

⑤景観に配慮した町並み消火器収納箱の設置	⑥近隣火災通報システムの整備（火災が発生した民家で警報器が作動すると、両隣や向かいの民家の警報機も連動して警報が流れるもの）