福井市「東藤島地区自主防災組織連絡協議会」（第15回消防科学総合センター理事長賞受賞）

最終更新日 2012年11月20日｜ページID 022912

　平成16年の「福井豪雨」の災害を契機に、連絡協議会が主体となって、住民参加型の訓練を毎年企画・実施、地区全体で参加できるよう様々な取組みを行い、自治会毎でも防火防災訓練を実施する体制を構築しました。個人で行う住宅用火災警報器の設置や消火器の点検を地区全体の行事として取り組むことで、常にひとり一人が防火防災の意識を絶やさないようにしています。これらの取組みにより、住民の防災に対する高い意識が芽生え、地区活動の活性化につながりました。

＜東藤島地区自主防災組織連絡協議会＞

場所：福井市東藤島地区

設立：平成１８年１２月

　福井豪雨の経験から１９の自主防災組織を結成。また、地区内の自主防災会を取りまとめる『東藤島地区自主防災組織連絡協議会』を結成し、毎月行われる地区自治会長会に合わせ、防災情報伝達方法や装備品についての勉強会などを実施し、市の担当者を講師に研修会を開催している。

①自主防災組織による高齢者宅への住警器設置　（「住宅用火災警報器の全戸設置運動」）	②「住宅用消火器の安全安心総点検」　（地区内の全家庭を対象とした消火器の安全点検）

③防災訓練の様子（ポンプによる放水訓練）	④防災訓練の様子（ＡＥＤ取り扱い訓練）

⑤地区文化祭での広報活動（住警器実演ハウス）	⑥「火の用心」夜回り駅伝出発式の様子