福井県民歌

最終更新日 2021年4月1日ページID 020236

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福井県民歌の特徴は、格調高い日本語と荘厳な調べです。

美しい日本語が廃れつつある今、あらためて歌詞の一言一言を味わって口ずさんでみてください。言葉の持つ輝きに対する驚きと同時に郷土福井を復興・発展させようと頑張ってきた先人たちの熱き思いを感じていただけることでしょう。

福井県民歌は県民の財産であり、今後も機会を捉えて普及に努めていく方針です。

JASRAC2016(許諾番号:J160322259  )

 

 

福井県民歌   

 

一 長江は 野に横たわり  (九頭竜川の大河の恵みが越前の野を潤している)

  青海は岬にうたふ    (若狭の青々とした海と岬が織り成す風景は一遍の歌のようだ)

  国どころ越前若狭    (私たちのふるさと越前若狭)

  たたなはる山しうるはし (連なっている山々も美しい)

 

二 白雲やそこになびかひ  (空には真っ白な雲がなびいている)

  白波やかしこにあがる  (日本海では、そこかしこにキラキラと白波が泡立っている)

  遠き世を今もさながら  (昔も今も美しいその自然の姿のまま)

  悠久のときこそうつれ  (悠久の時は流れていくだろう)

 

三 秋の日の垂り穂豊かに  (秋の日の光を受けて、たわわに実った稲が頭を垂れている)

  いや足らふ海のいろくづ (海ではたくさんの魚で満ち満ちている)

  機杼の音も幸はふ    (織機の音も響き渡り、産業も盛んだ)

  うまし国越前若狭    (満ち足りた美しい国 越前若狭)

 

四 こゝにして新しき世は  (ここ福井県の新しい時代は)

  古き世に替わりて興る  (古い世の中に替わって興る)

  あなさやけ天つ日のもと (ああ、鮮やかな日の光の下)

  新墾の道はるかなり   (新しく切り開いていく時代は遥かだ(遠く険しい))

 

五 その道のはるかなれこそ (新しい時代が遥か(遠く険しい)からこそ)

  いざ歌をうたはな今日し (さあ、歌を歌おう、今日こそ)

  十余郡 四市の民ら   (10余郡と4市の民たち)

  わきてその若人らはや  (特に若者達がそれを担っていくのだ)


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