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福井空港利活用推進計画
1.経緯
福井県では、県民の貴重な財産である現空港(滑走路長1,200m)の利活用および当面の本県航空需要への対応を課題と考え、平成14年1月から5回にわたり「福井空港利活用策検討委員会」(以下「委員会」という。)を開催しました。委員会では現空港の利活用策を中心にその方向性について検討を進め、同年9月にその報告書が提出されました。
これを受け福井県では、国、市町村、関係機関と連携して取り組むべき具体的施策の全体像や具体的な内容、実施プログラムを明らかにするため、平成15年3月に「福井空港利活用推進計画」を取りまとめました。
平成15年6月、第334回定例議会において西川知事は、拡張整備計画の取りやめを表明しました。同時に現空港を上記計画に基づき、チャーター便の試験運航や危機管理活動等対応できるものから積極的かつ着実に利活用し、福井県または地域の発展のために利用することを考えています。
2.計画概要
利活用策とその具体的施策を以下に示します。
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(1)コミューター航空(定期便)
- 施設面、事業運営面、航空機運航面での課題に対し、段階的に施策を実施し、定期便就航を目指す。
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(2)チャーター航空
- 様々なチャーターを実施し、民間が独自に企画・運航するチャーター便の就航を目指す。
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(3)防災・公共空港
- 空港周辺における「防災拠点」のあり方について検討する。
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(4)産業航空
- エアポートセールス、空港でのサービス向上策を行う。
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(5)レジャー航空
- エアポートセールス、空港でのサービス向上策を行う。
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(6)航空関連学校
- 学校についての情報収集、空港情報の発信を行う。
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(7)イベントスペース
- 空港・航空関連のイベントの誘致、開催や空港施設のコミュニティ活動への開放を行う。
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(8)必要な施設、設備の充実
- 基本施設、附帯施設、航行支援無線施設、計器着陸援助無線施設、照明施設、旅客取扱施設
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(9)当面の本県の航空需要への対応
- 近隣空港へのアクセス改善策を実施
3.その他
本計画では、県民パブリックコメントを実施し、皆様のご意見を参考とさせていただいています。
県民の皆様のご意見の反映状況については、以下の項目をクリックしてください。各項目毎の反映状況にジャンプします。
意見の概要 | 推進計画等での対応 |
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現在の空港ターミナルビルを明るく清潔なものに改修し、空港関連の物産展示や休憩施設等に活用する。 | P13,14で「イベントの誘致、開催」や「コミュニティ活動への開放」を行うこととしています。 P16で「旅客取扱施設(ターミナルビル等)の改良」を行うこととしています。 |
4.関連資料
- 福井空港利活用推進計画(詳細版)-pdfファイル:1.2MB
アンケート
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