魚類の生息場所を創出する構造が単純な農業水路用「魚巣桝」

最終更新日 2012年6月6日ページID 013239

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背景とねらい

農業水路は、古くから、多くの淡水魚の重要な生息場所になっています。近年、水利機能の維持管理等の理由から、水路がコンクリート化されています。このコンクリート化が、お魚たちの生息密度を減少させているといわれています。
このため、単純な構造で水利機能を損なわず、おさかなたちも住みやすい、魚巣桝「おさかなステーション」を開発しました。
 

技術の内容と特徴

水路内に魚巣桝を配置することにより、農作業に必要な水は桝上流部をそのまま流れますし、桝内には、緩やかな水流が出来るため、おさかなたちの住み家になります。
水路下部に魚巣桝を設置するので、非灌漑期や渇水期でも、おさかなたちにとって、ある程度の水深が確保できます。
オプションのピットを付けることにより、おさかなたちのお家が大きくなり、越冬場所としても有効です。さらに、用水管や魚道を付けることで、水田におさかなを入れることも可能です。 


 おさかなステーションのイメージ    オプションピットを付けたイメージ

 

全景

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