地域の環境貢献に関する慶應義塾大学との共同研究

最終更新日 2008年6月27日 ｜ ページID 006176

　福井県は、慶應義塾大学（東京都港区）と共同で、国内各地域の環境貢献度について、電力を
通じたＣＯ２削減効果に着目した研究を行い、 国の財政制度等への提言や地域による環境貢献
のあり方を提案します。

　この研究では、電力の需要、 供給におけるＣＯ２の排出の状況を数値化し、全国地図を作成し
て 「見える化」 。 これをもとに、地域の環境貢献度をインセンティブとして国の政策に反映させる
システムや環境と経済の両立に向けたモデル地域プランを提言します。
　研究は、 地方自治、 環境政策、財政制度などに豊富な研究実績をもち、国内外に情報発信力
のある慶応義塾大学との共同研究として実施し、温室効果ガスの削減について高い目標を掲げ
る 「福田ビジョン」 の実現、地球温暖化対策を日本がリードするための手法を慶應義塾大学と地
方政府たる福井県から提言していきます。

　  平成２０年６月１９日には、 共同研究代表者である西川知事と小林良彰慶応義塾大学教授が
福井県庁で会談し、共同研究の進め方について合意しました。
　今後は、１１月下旬を目標に中間的な研究成果を公表し、 平成２１年３月までに最終の研究成
果を公表する予定です。

 　　　　　　　写真＝協議書にサインして握手する西川知事と小林良彰慶応義塾大学教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（福井新聞社提供）

　　　　　　　参考　慶應義塾大学（研究推進センター）のホームページ