平成28年度政府予算案について

最終更新日 2015年12月28日ページID 031399

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平成28年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況

 本県が行った平成28年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況については、以下のファイルをご覧ください。

 平成28年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況 (PDF形式:282キロバイト)


 

平成28年度政府予算案についての知事談話

○整備新幹線
 北陸新幹線(金沢・敦賀間)については、今年度事業費の4倍強にあたる900億円が盛り込まれた。これによって、トンネル工事に加え、高架橋など県民の目に見える形で工事が本格化することができ、大きな成果である。一日も早い敦賀開業に向け、鉄道・運輸機構と連携し、沿線市町とともに引き続き用地取得等に全力を挙げていく。
 また、敦賀以西ルートに関する調査費が今回盛り込まれたので、早期の若狭ルート決定を働きかける。
 

○中部縦貫自動車道
 直轄道路関係予算の全国総額は、今年度と同規模の1兆5,632億円が計上された。平成28年度の永平寺大野道路の一日も早い全線開通と大野油坂道路の北陸新幹線敦賀開業にあわせた全線開通に向け、本年度事業費61億円を上回る予算の確保を働きかけていく。
 

○足羽川ダム
 今年度を2億円上回る50億6千万円が確保された。導水トンネル工事に新年度から着手するとともに、用地補償や付替県道工事を着実に進め、流域の住民が安心して暮らせるよう、早期完成を求めていく。
 

○電源交付金
 原子力発電所の再稼働や廃炉などにそなえ、新たな補助金(45億円)や立地地域に与える影響を緩和するための交付金の増額(33億円)など、本県の要請に応じ予算が確保された。
 市町も含め県全体で、今年度の予算額を上回る電源三法交付金・補助金が確保できる見込みであり、国が責任を持って予算を措置したものと考えている。
 

○原子力防災体制
 原子力災害の制圧道路関連の財源として、全国で今年度比1.2倍の100億円が計上された。県内4路線の平成31年度までの完成に向け努力する。

○TPP・産業対策
 TPP対策として競争できる農業の実現に向け、補正予算と合わせて700億円余が計上された。経営の多角化や大規模園芸施設、植物工場の整備を進めるとともに、中山間地域における意欲的な生産者の機械・施設の導入等を支援し、本県農業の競争力を強化していく。
 また、小規模・中小企業向けに、海外展開をはじめ業務の効率化、最新の機械導入など支援制度が盛り込まれたことから、商工団体等と連携して県内企業の活用を拡大していく。
 

○子育て・教育
 子育て支援については、本県の「新ふくい3人っ子応援プロジェクト」をモデルとした提案が認められ、多子世帯の保育料等の無償化が拡充された。
 また、教育については、教職員定数の維持を要請してきた結果、授業革新など教育の質の向上を実現するための教職員の加配が認められた。
 

○地方財政
 地方財政計画において、歳出特別枠およびまち・ひと・しごと創生事業費が引き続き計上されたことにより、過去最高水準の地方の一般財源総額が確保されたことは評価したい。
 

平成27年12月24日
 福井県知事 西川一誠

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