【H20. 6 .1】福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会(6月1日開催)

最終更新日 2008年6月1日ページID 005838

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 6月1日(日)、平成20年度福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会を開催しました。 

 総会には、県選出国会議員や北陸、関西の経済界、鉄道・運輸機構、JR西日本からの来賓をはじめ、県議会議員、県内市町・経済界の代表者など約140人が参加しました。

 主催者を代表し西川知事は、「(新規着工のための)財源確保等の見通しがたたず結論が先送りされたことは誠に遺憾であり、県民の政治への信頼ということからも誠に残念である。何としても来年度政府予算案の概算要求までにはっきりとした方向性が示される必要がある。今年は勝負の年であり、県民挙げて、不退転の決意で、県民の長年の念願を実現させなければならない。」とあいさつしました。

 来賓の山崎議員は、整備スキーム見直しの検討状況について報告した上で、「敦賀までの一括認可だけは死守するという気持ちで努力を重ねていきたい。」と述べられ、同様に、松村議員、山本議員、髙木議員、稲田議員からも敦賀までの一括認可獲得に向け、全力で取り組むとの力強い言葉をいただきました。

 東村福井市長は「県内沿線各市も新幹線を見据えたまちづくり事業が実施・計画されており、北陸新幹線の新たな展開がないと前に進めない状況である。」と沿線市町を代表して、敦賀までの一括認可を要請しました。

 総会では、石川県議会議長を議長に選出し、要請活動や建設促進運動の展開など平成20年度事業計画を承認するとともに、平成21年度政府予算概算要求時までに、県内への整備方針が明確にされるよう、敦賀までの一括認可および早期整備、北陸3県同時期の福井開業の実現などを求める決議を全会一致で採択しました。
 

 決 議

 北陸新幹線は、全国高速交通体系の根幹として国土の均衡ある発展に必要不可欠な国家プロジェクトである。また、災害時等における東海道新幹線の代替補完機能の確保など、国家的見地からも早期に整備が図られるべき路線である。

 現在、長野から白山総合車両基地間(平成26年度末完成)および福井駅部(平成20年度末完成)の工事が進められているが、福井駅部完成を本年度末に控え、間をおかず連続して事業が実施され、「点」から「線」への整備により、新幹線事業の効果が発現されなければならない。

 県内への新幹線整備により、大幅な時間短縮が図られ、都市圏との交流が飛躍的に活発化するなど、地域経済をはじめ地域全体の活性化にも大きく寄与する。また、県内の新幹線駅設置予定市における駅周辺整備等、まちづくりの観点からも整備方針の明確化が強く求められる。

 ついては、政府・与党整備新幹線検討委員会における合意(平成19年12月)さらには自由民主党整備新幹線等鉄道調査会および同整備新幹線建設促進議員連盟の決議(平成20年4月)を踏まえ、平成21年度政府予算案概算要求時までに、福井県内への新幹線整備方針が明確に示されるよう、次の事項について強く要望する。

     1 白山総合車両基地から敦賀までの工事実施計画の一括認可および早期整備を図るとともに、                       

       北陸3県同時期での福井開業を実現すること。

     1 公共事業費の重点配分などにより、安定的な事業実施が可能となる建設財源の確保を図ること。

   以上、決議する。

総会 総会                                          西川知事の挨拶                            山崎議員の挨拶

                                                                          総会 総会                                           江守会頭による決議朗読                       敦賀市長の音頭によるガンバロー三唱

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