第７回白川静漢字教育賞表彰式を開催しました

　令和元年１１月２２日（金）、福井県立図書館において、「第７回白川静漢字教育賞」の表彰式を開催しました。この「白川静漢字教育賞」は漢字文化の振興に寄与された白川静博士を顕彰し、新しい指導法や教材を使って、継続的に漢字教育を実践している団体・個人を表彰するもので、県・県教育委員会が平成25年度に創設しました。

　今年度は、１１都府県から計３８件の応募があり、幅広い内容の実践が集まりました。

　当日は、表彰式のほかに実践発表、 記念講演会を実施しました。また、関連企画として、「集まれ！『わたしの漢字』展」を開催しました。

 　

第７回白川静漢字教育賞表彰状授与

　表彰式では福井県教育長豊北欽一がお一人おひとりに表彰状を授与。その後、受賞者の皆様が、一言ずつ喜びの言葉を述べました。

【表彰状授与】          　　

　

【喜びの声】

　

 左から 最優秀賞　道関直哉氏（福井県）、優秀賞　藤田美佐子氏（兵庫県）、特別奨励賞　平田幸憲氏（福井県） 、特別奨励賞　渡辺陽子氏（福井県）　　

　　　　

受賞者４名による実践報告

　表彰状の授与の後、受賞者による実践発表がありました。児童との温かいふれあいが感じられる校長講話、篆書についての豊富な知識を生かした漢字講座、白川文字学による漢字学習を教科横断的に活用した実践、特別支援学校による古代文字を用いた芸術活動など、いずれも、漢字教育において大いに参考となるような素晴らしい内容でした。