第１・２回「白川文字学こども漢字教室」を開催しました

最終更新日 2018年6月22日 ｜ ページID 038957

「古代文字に親しむ！」　　

講師：台東区立書道博物館研究員　中村 信宏 氏

　第１回　平成３０年６月２３日（土）14:00~　　於：福井県立図書館　(参加者60名)
第２回　平成３０年６月２４日（日）10:00~　　於：　　パレア若狭　(参加者20名)　　

　第１・２回「白川文字学こども漢字教室」は、嶺北会場(福井県立図書館)と嶺南会場(パレア若狭)のそれぞれを会場に、台東区立書道博物館の中村信宏先生を講師にお迎えし、開催いたしました。
　中村信宏先生は書道博物館の研究員として中国書法史を研究されており、子どもたちを対象とした漢字の歴史についてのワークショップや出前講座などを、東京都内を中心に盛んに開催されておられます。
　今回のこども漢字教室では嶺北会場、嶺南会場あわせて親子８０人が参加し、「古代文字に親しむ！ 」をテーマに、前半は書家・洋画家である中村不折氏の生涯や古代文字の成り立ちを、中村信宏先生の軽妙なトークとともにクイズを交えながら楽しく学びました。後半は中村先生手作りの古代文字板から、乾拓、湿拓、２通りの方法で拓本をとりました。
　参加した子どもたちからは、「漢字クイズがたのしかったです。」「拓本のとき、文字がうきでてきて、おもしろかったです。」「白川はかせのような漢字はかせをめざしたいな。」などの感想をいただきました。また、保護者の方からも、「むずかしいと言っていた漢字も、今回参加して、おもしろいと思ってもらえたようで良かったです。」「拓本がとても楽しかったです。次回もとても楽しみです。」などといった感想をいただきました。