白川静漢字教育賞表彰式

最終更新日 2014年11月14日ページID 028220

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 第2回 白川静漢字教育賞表彰式を実施しました。

 平成26年10月30日、午後2時30分から、福井県国際交流会館を会場に150名の方が参加し、表彰状の授与、実践発表、記念講演会を開催しました。 

 福井県では平成25年度に白川静漢字教育賞を創設。全国で新しい漢字教育を実践している方を公募し表彰しています。今年度第二回を迎え、全国から64件の応募があり、最優秀賞を宮城県国際化協会日本語講座スーパーバイザーの鈴木英子氏が受賞しました。初めに奈良教育大学の棚橋尚子教授から、「外国人学習者に対して漢字のすばらしさや興味深さを感じてもらおうとする鈴木先生の努力や工夫を評価した」と御講評をいただきました。優秀賞には新潟県十日町市立田沢小学校教諭 栗林育雄氏、福井県東郷小学校教諭 蓑輪潤子氏、兵庫県神戸大学附属中等教育学校教諭 岡本利昭氏の三名、特別奨励賞は佐賀県立盲学校教諭 福田由美子氏を選出。5名の方が石塚博英副知事から表彰状を受け取りました。

  石塚博英副知事から賞状を受け取る鈴木英子氏

 賞状授与   表彰式          

左から特別奨励賞 福田由美子氏、優秀賞 岡本利昭氏 蓑輪潤子氏 栗林育雄氏、最優秀賞 鈴木英子氏

 その後、最優秀賞を受賞した鈴木先生が実践発表し、「学習者の頭の中を考えた授業を行うこと」や授業者自身が「漢字は楽しい」ことを知っていることが大切とのお話をされました。 

実践発表 鈴木英子氏による実践発表

記念講演は明治大学加藤徹教授による「漢文のすすめ」で世界地図を使って西部と東部の思想や言語の違いを比較しながら、漢文の思想が現代にも通用することを教えていただきました。

基調講演 記念講演「漢文のすすめ」 明治大学教授 加藤徹氏   

 第二部では、漢字トークSHOWとしてパックンマックンの『笑劇的国際交流』を実施。多くの方が漢字に親しむ日となりました。

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