第５回福井県白川文字学ゼミ公開講座を開催しました

「『万葉集』の歌と白川静」　　

講師：元立命館大学教授　真下 厚氏

令和元年７月25日（木）14:00~　於：万葉菊花園

　

　第５回の福井県白川文字学ゼミは、真下厚先生（元立命館大学文学部教授）を講師にお迎えし、52名の方が参加されました。白川静先生の『万葉集』との出会い、『万葉集』の恋歌の世界、味真野苑内の相聞歌碑などについて学びました。参加されたみなさんからは、「『万葉集』の歌の詠み方（魅力）の一端に触れることができ、大変参考になりました。」「真下先生のゆったりとした朗詠が素晴らしかったです。万葉の世界を味わうことができました。」「実際に苑内を散策する計画が面白かったです。わかりやすいご解説で、楽しく学ばせていただきました。」「丁寧に読むことで、彼の時代の人々の心情が少しわかったように思います。」「『万葉集』の恋の歌は、相手の心を揺さぶり、また自分に目を向けさせる駆け引きがあると聞き、歌の奥深さに感心しました。」といった声が聞かれました。