漢字文化講座を開催しました

最終更新日 2016年7月13日 ｜ ページID 033161

四字熟語で読み解く小説の世界　　　講師　円満字 二郎　氏

平成28年８月２日（火）１４：３０～　　　於：福井県立図書館

　円満字二郎先生は、大修館書店にて高校の国語教科書や漢和辞典などの編集に従事後、現在編集者としてご活躍です。漢字・漢詩文・中国史に関係する編集や執筆に携わり、数多くの著書を出版しておられます。また、全国各地で、漢字に関する講演会も行っていらっしゃいます。

　今回のご講演では、「阿鼻叫喚」「威風堂々」「人面獣心」・・・などなど、小説に使われている四字熟語を取り上げ、小説の大まかな内容やその言葉を使用した作者の意図などを、円満字先生の視点から、分かりやすくお話しいただきました。福井県にゆかりのある作家の作品も紹介していただき、四字熟語の使われ方について新たな発見をすることができました。

　参加された方からは、「小説を読む際の新しい視点を教えてもらった。」「一度読んだ小説も読み直してみたい。」といった声が聞かれました。