白川文字学から読み解く「『元号248~大化から令和~』展」を開催しました。

最終更新日 2019年4月11日ページID 041024

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日時 平成31年3月 28日(木)~4月7日(日)(「令和」の展示は4月2日(火)~)

場所 福井県立図書館 エントランス(福井市下馬51-11 電話0776-33-8860)
 

 白川文字学から新元号「令和」を読み解く企画展「『元号248~大化から令和~』展」 を開催しました。  

 福井県出身の白川静博士が確立した「白川文字学」を踏まえ、「大化」から新元号「令和」までの元号248をすべて古代文字で越前和紙に墨書したものを展示し、「令和」については白川文字学による解説を加えました。

 白川静博士著『字統』によると「令」は礼冠を着け、ひざまずいて神意を聞く人の姿を表しています。また、「和」は軍門に標識である木(禾)を置き、その横にある「サイ」とよばれる箱に盟誓の書を収め、和議を行うことから「和平」の意味であることが分かります。

 来場者からは、古代文字になると「令」は単に命令されるというニュアンスではなく、こちらから神意を伺う謙虚な気持ちがあることや、「和」の「禾」と「口」の位置が左右反対になることがあり、不思議であるなどの感想が聞かれ、新元号の発表に高揚した気持ちと古代文字の魅力を重ねていたようでした。

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