福井県帰国被害者等自立支援プログラム

最終更新日 2012年4月23日ページID 003697

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福井県帰国被害者等自立支援プログラム


 

1 プログラムの策定

 県では、平成15年8月28日、国からの委託を受け、地村保志、富貴恵さん夫婦および子供たちの社会適応指導(日常生活への適応)、日本語指導、生活自立支援(学校生活、将来の生活)および社会体験研修ならびに地域交流事業についての支援の指針、項目、目標等の目安となる「福井県帰国被害者等自立支援プログラム」を策定しました。

 このプログラムを指針として、小浜市が、具体的な実施方法を定める「自立支援カリキュラム」を作成しています。

 このプログラムの策定に当たっては、有識者による「帰国被害者等自立支援プログラム策定会議」を4回開催して検討し、併せて庁内会議および地村さん夫婦の意見も聴きました。

 

2 支援の指針

 

・ 夫妻はもとより、子供を含めた一人ひとりが、自立した生活を自ら築く

 ための知識・技能等を習得することを支援します。

 

・ プログラムの実施に当たっては、本人の意向を尊重するとともに、内容

 についても柔軟に解釈することとしています。

 

・ 子供にとっては、日本で生活していく自信と意欲の形成が大切であり、

 帰国直後の3か月程度は、両親を中心に日本社会への適応に向けての

 指導を基本とました。 

 

3 支援実施の時期および項目

 

・ 子供が帰国してからの期間により、3か月程度、2年程度、5年程度の

 3期に分けて支援項目を設定しました。

 

4 プログラムの特色

 

・ 支援の基本的な方向を示したこと

  夫妻については、「北朝鮮に拉致されていなかったならば習得の機会

 が十分あったはずの高度な知識や技能については、今後これをできる

 限り補っていく」、子供については、「日本で生活していく自信と意欲を形

 成することが何よりも大切」「それを裏付ける十分な日本語能力の習得、

 さらには将来の生活を切り開くための知識の習得の支援が不可欠」とし

 ました。

 

・ 社会適応、自立の目安を示したこと

  期別、項目別に到達目標となる事柄を示し、本人や家族にとっても、ひ

 とつの目安となるようにしました。

 
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