ふくいの足跡マップ④岡倉天心記念公園

最終更新日 2008年6月3日ページID 005859

印刷

岡倉天心記念公園 /台東区谷中5-7-10/JR・日暮里駅、東京メトロ・千駄木駅
岡倉天心記念公園は、日本美術の先覚者、岡倉天心の旧居や日本美術院のあったこの地に整備された。日本美術院は、1898年(明治31)、岡倉天心が中心となって「本邦美術の特性に基づきその維持発展を図る。」ことを目的に創設された民間団体で、初代院長は天心、主幹は橋本雅邦、評議員に横山大観、下村観山がいた。園内の六角堂には、平櫛田中作の天心坐像が安置されている。

【岡倉天心(1862-1913)】 明治~大正の美術思想家。1862年(文久2)福井藩士、岡倉勘右衛門の次男として横浜で生まれる。東京開成学校(現・東京大学)在学中および文部省時代に米国の東洋美術史家、フェノロサと協力し、日本美術を研究。1889年(明治31)、東京美術学校(現・東京芸術大学)の初代校長に就任し、横山大観、菱田春草などに大きな影響を与えた。また、帝国博物館理事・美術部長も務め、古美術の保護に尽力した。また、1905年(明治37)~1913年(大正2)の間、ボストン美術館東洋部長に就任し、「東洋の思想」などの英文著作による東洋美術の紹介に努めた。

岡倉天心 岡倉天心

okakuratensin

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、tokyo@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

東京事務所

電話番号:03-5212-9074 ファックス:03-5212-9076メール:tokyo@pref.fukui.lg.jp

〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目6-3(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)