特別展
百貨店の近代
〜 文化と娯楽の花咲くところ 〜
2022年 10月22日(土)〜11月27日(日)
会期中休館日:11月9日(水)
特別展料金 :一般400円 大学・高校生300円 小・中学生・70歳以上200円
※20名以上の団体は2割引 |
明治時代、大都市で三越や高島屋といった百貨店が誕生しました。その後、百貨店は、全国各地につくられていきます。福井県内においても昭和3年にだるま屋百貨店が開店し、それに続いて、武生に大井百貨店、福井市に吉野屋百貨店や福屋といった百貨店が誕生しました。
百貨店は、ただ買い物をするための場所というだけではなく、都市の文化や娯楽を発信する場所でした。百貨店からは数々のPR誌が発行されて流行がつくり出され、催事場では様々な催し物が行われました。県内でも、昭和6年にだるま屋百貨店に設けられた「だるま屋少女歌劇」の人気ぶりがよく知られています。
この展示では日本と福井の百貨店の歴史をふり返り、百貨店と人びととのつながりの歴史を紹介します。 |
■ 展示コーナー ■ |
1 百貨店以前 |
ここでは、百貨店が登場する以前の江戸時代から明治初年にかけての商家に関する資料や百貨店の源流とされる商品陳列場についての資料を展示します。 |
2 百貨店の誕生とあゆみ |
明治30年代から昭和期までの日本国内における百貨店のあゆみを、東京と関西を代表する百貨店である三越と高島屋の資料を用いて紹介します。 |
3 福井の百貨店 |
昭和3年のだるま屋百貨店開店以降、福井市内には次々と百貨店が誕生しました。だるま屋百貨店を中心に、当時の資料や写真を展示し、昭和期の福井県内の百貨店を振り返ります。合わせて、だるま屋百貨店に設けられた「だるま屋少女歌劇」についても紹介します。 |
■ 関連イベント ■ |
10月30日(日)
14:00〜14:30 |
展示説明(当館学芸員)
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11月3日(木)
14:00〜14:30 |
展示説明(当館学芸員)
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11月5日(土)
14:00〜15:30 |
トークイベント(対談)「昭和モダンの光と影
〜だるま屋少女歌劇と『遠の眠りの』の世界〜」(要予約)
講師:谷崎由依先生(福井市出身。作家、近畿大学文芸学部准教授)
聞き手:橋本紘希(当館学芸員) |
11月13日(日)
14:00〜14:30 |
展示説明(当館学芸員)
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11月19日(土)
14:00〜15:30 |
ふくい歴博講座
「福井と百貨店の近代史」
講師:橋本紘希(当館学芸員) (要予約) |
11月20日(日)
14:00〜14:30 |
展示説明(当館学芸員)
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