Q&A ビールの製造

最終更新日 2016年9月2日ページID 003013

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Q.ビールを造りたいのですが、何が必要ですか?

 まず、酒税法で規定されている製造免許を取得する必要があります。ビールもアルコール飲料の一つであるため、酒税法の適用を受けます。
 製造免許を受けるためにはいくつかの用件を満たす必要があります。中でも最も重要なのが、1年間の製造見込み量です。この製造見込み量が法定製造数量に満たない場合は、免許が受けられません。ビールの場合、法定製造量は60kL、大瓶換算で約95,000本になります。製造見込み量は適当または希望的数字ではなく、きちんとした裏付けが必要になります。例えば、製造能力のある醸造設備をすでに持っていることや、原料の入手経路を確保してあることなどが必要です。
 また、ビールの醸造設備は特殊なものが多く、一式そろえるためにはかなりの投資が必要です。さらに、主原料の麦やホップにはそれぞれ専用品種があり、入手はかなり難しいようです。
 酒類の場合、取りあえずやってみるにしても製造免許を取得するために設備を揃えるなど、かなりの初期投資が必要になります。 ビール醸造においても、市場調査等を元に商品設計、原価予測、製造計画、販売計画などを十分に検討し投資額がうまく回収できる見通しを立てる必要があります。

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