人と動物の共通感染症について
人と動物の共通感染症(動物由来感染症)対策が整備されています
わが国における新たな感染症の発生に備えて新しい対策を確立するため「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下「感染症法」という)および「改正狂犬病予防法」が平成11年4月1日より施行されました。
人間は、ペットや家畜などさまざまな動物と共存して生活しています。感染症の予防に関する正しい知識を持って、必要以上に恐れることなく、動物と適切に付き合っていきましょう!
人間は、ペットや家畜などさまざまな動物と共存して生活しています。感染症の予防に関する正しい知識を持って、必要以上に恐れることなく、動物と適切に付き合っていきましょう!
人と動物の共通感染症について
人と動物の共通感染症を予防するには・・
①過剰なふれあいは控えましょう!
細菌やウィルスなどが動物の口やツメにいる場合があるので、口移しでエサを与えたり、はしやスプーンなどの
共用は避けましょう。
動物と同じふとんで寝ることも、知らないうちにひっかかれたりするので、注意が必要です。
動物と同じふとんで寝ることも、知らないうちにひっかかれたりするので、注意が必要です。

②動物にさわる前後で、必ず手を洗いましょう!
知らないうちにだ液や粘膜に触れたり、傷を負ったりすることがあるので、動物とふれあった後は必ず石けんで
手を洗いましょう。動物には病気を起こさなくても、人には病気を起こす病原体がいることもあります。
③動物の身の回りは清潔にしましょう!
飼っている動物はブラッシングや爪切りなど、手入れをして清潔にしておきましょう。飼養施設(ケージ、鳥かご等)
はよく清掃をして、清潔を保ちましょう。タオルや敷物、水槽などは細菌が繁殖し易いので、こまめな洗浄が必要です。



④ふん尿はすみやかに処理しましょう!
鳥やハムスターなどの糞便が乾燥すると空中に漂い、吸い込み易くなります。
糞便に触れたり吸い込んだりしないよう気をつけ、早く処理しましょう。
⑤室内で動物を飼育する時は換気を心がけましょう!
閉めきった部屋では空気がこもり、動物の糞便や羽毛に付着した細菌やウィルスを吸い込む可能性が高くなります。
こまめに換気をして、きれいな空気との入れ替えをしましょう。
⑥砂場や公園に注意しましょう!
動物が排せつを行い易い砂場や公園は注意が必要です。
特に、子どもの砂遊び、ガーデニングの草取りや土いじりをした後は、石けんで十分に手を洗いましょう。
また、糞を見つけたらすみやかに処理しましょう。
犬やねこの飼い主は公園や砂場などみんなで使う場所を汚さないようにしましょう。最低限のマナーです。
特に、子どもの砂遊び、ガーデニングの草取りや土いじりをした後は、石けんで十分に手を洗いましょう。
また、糞を見つけたらすみやかに処理しましょう。
犬やねこの飼い主は公園や砂場などみんなで使う場所を汚さないようにしましょう。最低限のマナーです。
⑦エキゾチックアニマル(輸入野生生物)の飼育はおすすめできません!
感染症予防のためにも、動物資源保護の観点からも、輸入野生生物の飼育はおすすめできません。
(野生生物はどのような病原体を持っているかわかりません。)
ペットも定期検診で病気の早期発見をしましょう。
動物由来感染症の病原体に感染していても動物は無症状なことがあるので、知らないうちに飼い主が感染してしまう
場合があります。ペットの定期検診を受けるなど、健康管理に注意し、病気を早めに見つけましょう。
また、ペットが病気と診断された場合、動物由来感染症かどうかを獣医師に確認しましょう。
また、ペットが病気と診断された場合、動物由来感染症かどうかを獣医師に確認しましょう。
⑧かかりつけの動物病院で相談できるようにしましょう!
ペットのかかりつけ動物病院をもち、相談できる関係づくりが理想的です。飼い方や病気の予防、ワクチン接種などの
相談ができると安心です。
まず、自分の身近な動物から感染の恐れのある動物由来感染症について知識を得ることが大切です。
まず、自分の身近な動物から感染の恐れのある動物由来感染症について知識を得ることが大切です。
⑨からだに不調を感じたら早めに病院へ!
動物由来感染症に感染しても、かぜやインフルエンザ、皮膚病などによく似た症状がでる場合が多く、病気の発見が
遅れがちです。とくに子どもや高齢者の方は免疫力が低く、感染し易いので注意が必要です。
早めに医療機関で受診し、ペットの飼養の有無やその状態についても医師へ情報提供することも有用です。
早めに医療機関で受診し、ペットの飼養の有無やその状態についても医師へ情報提供することも有用です。
リンク先
- 動物由来感染症(厚生労働省のホームページ)
- 中国での日本脳炎・狂犬病発生状況(厚生労働省検疫所のホームページ)
- 感染症の話(国立感染症研究所のホームページ)
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、iyakushokuei@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
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医薬食品・衛生課
電話番号:0776-20-0354 | ファックス:0776-20-0640 | メール:iyakushokuei@pref.fukui.lg.jp
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