大石小学校でワークショップ“用水路の歴史と役割を学ぶ”を開催しました。
現在、「九頭竜川地域 農と水の振興ビジョン」の取組みとして、パイプライン化が進む九頭竜川下流域の小学校で、農業用水の役割や用水にまつわる歴史・文化の学習を目的としたワークショップを実施しています。
今回は平成25年10月3日(木)に、“用水路の歴史を役割を学ぶ”と題して、坂井市立大石小学校の4年生のみなさんを対象にワークショップを開催しました。
<ねらい>
・鳴鹿堰堤と、農業用水の歴史について語り部から学習する
・現在進んでいる農業用水のパイプライン化事業について学習する
・パイプライン化を契機として始まった「夜間かんがい」による米づくりについて知る
<内容>
1.ガイダンス (九頭竜川下流域農業用水再編推進協議会)
2.夜間かんがいの取り組みについて (福井県坂井農林総合事務所)
3.語り部歴史講話“昔の農業用水について” (語り部 古川 亨氏)
4.パイプライン化事業の説明・水圧実験 (九頭竜川下流農業水利事業所)
<主催>
九頭竜川下流域農業用水再編推進協議会 十郷用水土地改良区
九頭竜川下流農業水利事業所 福井県
語り部である古川氏より、昔と農業用水について講義がありました。
国営事業所より鳴鹿堰堤から坂井平野の田んぼに用水がとどけられる仕組みや、調圧水槽がどんな役割
を担っているのかの水圧実験による説明がありました。日ごろから春江調圧水槽を目にして生活している子ども達は、
楽しい実験の様子を興味津々で見入っていました。
今後も、平成28年までに20校のワークショップを行っていく予定です。
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