「ふくいの水産業基本計画」を策定しました

「ふくいの水産業基本計画」を策定しました。

　県では、令和２年度からの５年間を計画期間とする新たな計画として「ふくいの水産業基本計画」を策定しました。
　新しい計画では、本県水産業の進むべき方向性と取組み策を明確にするため、３つの重点戦略を立てました。

＜３つの重点戦略＞
 １　新技術を活かした生産拡大

　　・新たな手法による里海湖の幸の生産拡大

　　（１）先端技術を活用した養殖生産の拡大

　　（２）漁港の未利用エリアを活用した貝類等の増養殖

　　・天然資源の持続的利用を推進

　　（１）ふくいが誇る「越前がに」の資源増大

　　（２）資源にやさしい操業システムの確立

２　次世代型漁業の創生

　　・スマート水産業による漁家所得の向上

　　（１）ＩｏＴ・ＡＩ等を活用した操業の合理化

　　（２）競争的操業から計画的操業への転換

　　・浜を守る担い手づくり

　　（１）次代を担う若手漁業者の育成

　　（２）漁業者の働く環境の改善

３　消費・流通の拡大と漁村の活性化

　　・地魚の戦略的販売

　　（１）新たな流通販売システムの構築

　　（２）オリジナル食材の開発とブランド力の強化

　　・ふくいの里海湖の賑わいづくり

　　（１）渚の魅力を最大限に活かした誘客促進

　　（２）川と湖の賑わいづくり