選定図書学校巡回事業実践「驚きや発見を共有する読書指導」

最終更新日 2017年6月20日ページID 035883

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全員が同じ本を読むことで、驚きや発見を共有する理科の授業(荒土小学校)
  
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○こんな実践をしました

 3年生の理科の授業において、学校巡回文庫『よわいかみ つよいかたち』(かこさとし/著・絵 童心社)を活用。全員が同じ本を読むことで、驚きや発見を共有する授業を実践しました。

【クイズで興味をもたせる】

 2冊の辞書の間に半分に切ったハガキを橋のように渡したら、ハガキの上に10円玉が何枚のると思うか考えてみよう。

【実験で実感】

 辞書の間に渡したハガキの上に透明なカップをのせて10円玉が何枚のるか、班ごとに実験

【学校巡回文庫を読む】

 『よわいかみ つよいかたち』を各自で読書

【読んで考えたことを発表】

 ハガキの上に10円玉をたくさんのせる方法を発表

 ・本から読み取ったこと

 ・本の内容から発展して自分で考えたこと

【演示実験】

 ・両端を折った紙の上に10円玉をのせる。

 ・ジャバラ折りの紙の上に10円玉をのせる。

【実験結果から、身の回りのことを考える】 

  身の回りのものでジャバラ折りを取り入れたものにはどんなものがあるか考える。

 ・車庫の屋根(重い雪を載せられる)

   

○ここがおすすめ!

 ・全員が同じ本を読めることで、共通の話題で話を進められる。

 ・短い内容の本だったので、子ども達でも10分ぐらいで読める。

 ・この授業の後、子ども達が同じ作者の本を読みたくなる。

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