「親子書道教室　基本点画と平安時代の料紙について知ろう」を開催しました。

 「親子書道教室　基本点画と平安時代の料紙について知ろう」を開催しました。

　　　　　　

日時：平成２９年5月14日（日）１４：００～１５：３０

場所：福井県立こども歴史文化館

講師：生涯学習・文化財課　小谷寛幸

内容：  初めて書写を体験する小学生を中心に親子２８名が参加し、書道教室が開催されました。

「基本的な筆使いを確認しよう」では動画教材（福井県教育委員会制作）で筆使いのポイントを確認し、「横画」「縦画」「左はらい」「右はらい」の基本点画について繰り返し練習を重ね、「木」という漢字を完成させました。

松煙墨と朱墨を活用し、穂先の通る位置を確認しながら、真剣に取り組んでいました。講師からは筆を立てることで弾力が生まれ、筆圧の変化や字形の調整が簡単になるという説明があり、保護者の方からも質問が出るなど親子ともに熱心に取り組んでいました。

「平安時代の料紙について知ろう」では、こども歴史文化館での特別展「伝・白山開山１３００年記念　泰澄伝説が生まれたころの越国」にちなみ、平安時代の料紙について古典を中心に理解を深め、「継紙」の技法で装飾を施しました。　　　　

白黒の作品が料紙のおかげで華やかになり、新夏らしい清々しい作品が出来上がりました。