「第7回白川静漢字教育賞記念講演会」を開催しました。

最終更新日 2018年11月29日ページID 042594

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「第7回白川静漢字教育賞記念講演会」

  (講師:武庫川女子大学名誉教授、日本漢字能力検定協会現代語研究室室長 佐竹秀雄氏)

 武庫川女子大学名誉教授、日本漢字能力検定協会現代語研究室室長の佐竹秀雄氏を講師に招き、日本に伝来した漢字が、日本語に与えた影響と、私たちの言語生活とのかかわりを振り返り、相手に伝わる日本語の表記についてお話いただきました。

 今回のテーマは「サタケさんのおもしろ漢字学」で、72名の方が参加されました。漢字仮名交じり文では、漢字と仮名の適切な使い分けが読みやすさにつながり、読み手への配慮となること、漢字は文中において意味の強いところに置かれていること、漢字はしっかりと力をもっていて今後も暮らしの中で生き続けていくことなど、いろいろなお話を伺うことができました。

 参加者のみなさんからは、「語彙の変化や漢字使用の変遷を知って、漢字が今の時代も生き残っている理由がよくわかりました。」「普段何気なく使っている漢字について、その役割を改めて考えるきっかけとなり、とても有意義な講座でした。」「日本語は、漢字と仮名の組み合わせによって意味のまとまりが認識できるようになっていることが、読みやすさにつながっているとおっしゃったことが印象に残りました。」といった声が聞かれました。
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