福井南警察署 福井南警察署

令和3年度第2回警察署協議会開催状況

協議会
第2回警察署協議会の開催状況
開 催 日 令和3年7月6日(火)午後3時10分~
開催場所 福井南警察署 3階 講堂
出 席 者 協議会委員 7人
福井南警察署 署長以下 4人
会議概要

1 協議会会長挨拶
2 福井南警察署長挨拶
3 提言書手交
4 議事 
(1)管内の治安情勢説明
  ア 上半期の治安情勢とこれまでの取り組み
  イ 今後の取組
(2)質疑、応答
(委員)
 千葉県の交通事故の発生を受けて、通学路の安全確保の声が上がっており、通学路を通行する車両の速度に不安を感じている。今後、通学路等で速度違反を含めた取締りをしていただき通学路の安全確保に尽力願いたい。
(警察)
 現在、当署では通学路における可搬式速度違反自動取締装置を使用しての取締りを行っている。

 取締りについては、検挙はもとより取締りを見せることにより抑止に繋げるものであり、引き続き、登・下校の通学路時間帯・路線における見える見せる活動と併せて行っていく。
(委員)
 本年は、海水浴場も開かれるとあって、地域も活気づいている。海水浴の治安対策について、本年は、事件・事故が1件でも減るよう活動をお願いしたい。
(警察)
 海水浴シーズンの週末には、警察官を沿岸部に出動させ、治安対策に万全を期す。
 今年は海難事故が増加しており、海保等関係機関と連携を取り、海難事故の防止対策に努めていく。
(委員)
 社会福祉協議会の地区代表者一同への情報発信、防犯講習等の対応をしていただいたが、この講習会で使用した警察の資料は見やすく極めて好評であった。これら資料について、銀行や病院などに掲示して、いろんな人に見ていただくことが、より効果的であるのではないかと考える。
(警察)

 資料の活用方法については今後も検討していく。
 今回、社会福祉協議会で実施した、指導者を対象とした研修は、いわば幹を対象とした研修で、その幹から枝に分かれて広がる等、広範囲に啓発が図っていけると考えている。今回の講習の手法は他の団体への講習のモデルケースとなるもので、一過性となることはなく継続して更に情報交換をしながら工夫して実施していく。
(委員)
 現在、歩行者が横断歩道で手を上げるとともに、止まってくれた車にお礼をする「横断アクション・ペコリン運動」が展開されているが、これら運動は、マナー向上のために極めていい施策であると考えている。今後、これら活動をより大きく広げるため、大人に対しても積極的に広報を行ってほしい。
(警察)
 横断歩道で手を上げることは、通行車両に対して歩行者が道路を渡ることへの意思表示であることの重要性を訴えている。
 JAFの全国調査において、横断歩道での車両の停止率は長野県が一番高いという結果が出ている。
 長野県では、幼児時期から横断歩道で手を上げる、止まった車にはお礼をすることが教育されており、これが高い停止率の背景にあるのではないかと考えられることから、相互アクションは極めて重要で、今後、あらゆる機会に説明し、普及促進していきたい。
(委員)
 先般、警察と交番連絡協議会との共同で見守り活動を実施したが、地域住民と警察が一緒に活動できる雰囲気が醸成された。
 これらの活動は、第一回の警察署協議会で定義したものであり、当協議会の意義が生きていると改めて感じている。
 警察と地域住民がタッグを組んで各種活動を行うことは極めて有効な施策であると考えており、今後は自転車の防犯指導等各種活動に輪を広げてほしい。

 

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