「生き物ぎょうさん里村」になりませんか

最終更新日 2021年7月9日ページID 022790

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・ホームページを更新しました→ 新HP

 

 

タイトル 


パンフレットを作成しました 
「生き物ぎょうさん里村で作られたお米を食べてみませんか(PDF形式:11,754KB)

「生き物ぎょうさん里村」のコンセプトは??
⇒生き物が生息する水田環境の再生のため、水田魚道などの自然再生施設を、冬水田んぼや中干し延期などの営農手法とあわせて実施する地域または団体を、県が「生き物ぎょうさん里村」として認定・表彰します。
「生き物ぎょうさん里村」の登録条件は?? 実施要項はこちら
⇒1.と2.に取り組み、3.に取り組む予定のある団体!
 1.次のいずれかの農法に取り組んでいること。
  ・冬水田んぼ ⇒秋から田んぼに水を張ることで、水棲生物が冬越しすることができます。
  ・中干し延期 ⇒オタマジャクシがカエルになるまで待ってあげます。
  ・農薬を5割以上削減した稲作 ⇒生態系ピラミッド全体を支える昆虫類を増やします。

2.生き物が再生できるような施設があること。
  ・水田魚道 ⇒田んぼと水路の落差をつなぎ、田んぼで魚が産卵できるようにします。
  ・退避溝 ⇒中干し時期にも水があるエリアで、水生生物の命をつなぎます。
  ・カエルスロープ ⇒水路に落ちたカエル、ヘビ、カメが陸地に戻れるようになります。
  ・ビオトープ ⇒細菌から大型の鳥類・哺乳類まで養える小さな生態系が成り立ちます。
  ・湛水休耕田 ⇒休耕田も水を湛えることにより、生き物を育む場所が生まれます。

3.生き物調査の実施(年1回)。 ⇒自然再生事業の効果を確かめます。
「生き物ぎょうさん里村」になると??
⇒ 県が活動内容をホームページ等で発信します。 安心安全な農産物の販売や、地域ブランドのPRなどにご活用できます。

 

平成29年度までの認定地域・団体 

  49地域・団体

   H27photo

認定証交付式の様子(平成28年3月17日)
 

認定団体の紹介

★ホタル田んぼの会(福井市) 

ホタル田んぼの会
■代表者名:島 洋子
■構成人数:15名
■活動の動機、今後の夢:農薬による生物多様性への影響を危惧して、不耕起栽培による、より自然に負担をかけないお米作りをしています。
一瞬で豊かな自然を無きものにしてしまう原発の反対にも力を入れています。豊かな自然の中で生きるホタルの再生を指標としています。
■取り組んだ自然再生・育んだ生き物:早く田んぼを乾かさないことで水生生物を育んでいます。数えきれないオタマジャクシ群(ニホンアカガエル、シュレーゲルアオガエル、アマガエル、トノサマガエル、モリアオガエル)などをはぐくんでいます。段々とヘイケボタルもみられるようになりました。
■生き物の状況:ゲンゴロウの仲間、カエル「トノサマガエル、ニホンアカガエル、シュレーゲルアオガエルなど)、やご、カワニナ、マルタニシ、クモの仲間、トンボの仲間、シャジクモ、ドジョウなど
■営農方法:無農薬・無化学肥料
■お米の購入方法:TEL:0776-93-2421(萌叡塾内ホタル田んぼの会)電話にて要予約
 

★鯖江市河和田地区(鯖江市)

河和田地区2.河和田地区1.
■代表者名:谷口 真栄
■構成人数:50名
■活動の動機、今後の夢:河和田地区には、オシドリ、アオバズク、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ギフチョウなどの希少な生き物も生息しています。これらの自然を未来に残したいと思い、活動を続けています。
■取り組んだ自然再生・育んだ生き物:河和田地区は福井豪雨うの際多大な被害を受けました。。それに伴って行われた豪雨の残土処理の土地改良事業に、生き物にやさしい水路など施設を行政にお願いし実現しました。(お魚ステーション、蛍水路など) 
■生き物の状況:ゲンジボタルは豪雨前迄に復帰、地区内いたるところでとんでいます。オシドリも2 グループ12 羽のヒナを確認しました(2014 年)。アオサギのコロニー(1 箇所、28 巣)、イシガメ、スッポンの産卵、子育てなど
■営農方法:減農薬減化学肥料
■お米の購入方法: 〒916-1225 福井県鯖江市別司町1-4 内田農産(会員)

          TEL0778-65-2000 FAX 0778-65-2345
 

★茂右衛門農場(鯖江市)
茂右衛門農場
■代表者名:杉本 紀衛子
■構成人数:5名
■活動の動機、今後の夢:「冬水」をはじめ、稲刈り田植え以外は水を水田にはるなど、田んぼの中の生き物たち、「メダカ」などが一年中元気に生きられる環境づくりに取り組んでいます。自然から頂く「実り」も、生き物達があってこそ健康的で美味しい安全なお米が収穫できます。たくさんの生き物が通い合う田んぼになってほしいと願っています。
■取り組んだ自然再生・育んだ生き物:地元、片上地区の在来種メダカを捕獲して、退避溝に放流しました。最初どこにいるかわからないほど少ない数だったが、田んぼの中で産卵をして元気に育ち、65mある退避溝には、探さなくてもすぐ発見できるほど、たくさんの「メダカ」がいるようになりました。  
■生き物の状況:沢山いた「オタマジャクシ」「シジミ」「イトミミズ」をはじめ、「ゲンゴロウの仲間」や「タイコウチ」「ドジョウ」など、23種類の生き物が見つかり、藻類の絶滅危惧1.類「シャジクモ」希少種も群生。
■営農方法:ピロール農法/無化学肥料・減農薬(田植え時一回のみ、土手は農薬を撒かない) 
■お米の購入方法: 茂右衛門農場直営カフェ 蔵カフェmon
          TEL:(0778)42-8551 FAX:(0778)52-0305 
          通販サイト:http://www.komeyasan.jp/index.html(新米コシヒカリ もうえもん米)
 

★安養寺さぎ草の里ファーム(越前市)

安養寺
■代表者名:西田 正滋
■構成人数:5名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:農業の担い手不足と併せて農地が荒廃してゆく中で、先人たちが守ってきた農地を子や孫に残すため、私達の組織を立ち上げた。私達の大きな目標は、美しい町づくりであり、生き物と共生できることを基本にし、安心で美味しい米作りに取り組み「冬水田んぼ農法」を推進している。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:私達の集落は水が少なく、山際の水路の管理が重要で、水路の確保と同時に「アベサンショウウオ」の生育調査を行っている。また水稲においては、「コウノトリ呼び戻す農法米」を作付けし、部会で生き物調査を年一回行ってきた。
■生き物の状況:イトミミズ、アベサンショウウオほか。
■営農方法:冬水田んぼ16ha、無化学肥料減農薬と、コウノトリ呼び戻す農法米0.8a
■お米の購入方法:越前市安養寺町38-17 代表 西田 正滋 電話番号0778(28)1672
 

★越前市大塩町(越前市)
越前市大塩町
■代表者名:大塩町区長
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:現在の水稲栽培は、化学物質、農薬等により、環境破壊、人間はアレルギーやアトピーなど体を蝕む物質を吸収しています。今目を冷やし、少し昔に戻った栽培方法を目指すべきではないでしょうか。冬に水を張り、生き物を育み無農薬米の栽培を集落全域に普及させたく、営農活動を目指します。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:水を張る前に発行資材を散布し、冬水田んぼにする事でイトミミズ等微生物が大量に発生し、小動物の餌となり、また抑草効果が発揮されます。夜、田んぼに行くと、数十羽のカモが羽根を休めています。
■生き物の状況:イトミミズの大量発生を確認。イモリ、カナヘビ、トンボ類。
■営農方法:9haで冬水田んぼを実施(3haはJAS及び県特別農産物栽培1.)。

■お米の購入方法:越前市大塩町 (農)高山農園 info@okomenotakayama.com
                         ホームページ他、Amazon店で販売。
 

★越前市坂口地区(越前市)
坂口地区
■代表者名:坂口地区うららの町づくり振興会 会長 加藤信孝
■構成人数:449名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:H13年にエコビレッジ交流センターが開所し、コンセプトとして豊かな自然環境を教材と捉え、良好な環境の保全及び創造に資する担い手の育成と環境にやさしい地域づくりを進める、というのがあり、そこから出発している。H16年には環境省「里地里山保全再生のモデル地域」として指定され、H20年には、全国フォーラムも開催されている。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:耕作放棄地を田んぼビオトープや畑、コウノトリの餌場としても取組み、多種多様な生きものが地域全体に再生するように、「坂口エコメイト」と協働事業として大人も子どもも取り組んでいる。 アベサンショウウオやハッチョウトンボの生息地の保全再生をテーマとして挙げていたが、カエルや水生昆虫も確実に増えてきていている。
■生き物の状況:カエルの種類が多い(トノサマガエル、ツチガエル、ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、アマガエル、シュレーゲルアオガエル、モリアオガエル、アズマヒキガエル、タゴガエル:山の奥)と共に、数も多い。畔を歩くと数えきれないほどカエルが飛び跳ねる。
■営農方法:コウノトリ呼び戻す農法(うるち米、もち米)、減農薬減化学肥料
■お米の購入方法:もち米:事務局(エコビレッジ交流センター内 0778-28-1123)

         うるち米:JAみどり館

         減農薬減化学肥料の米の紹介(エコビレッジ交流センター内 0778-28-1123)
 

★越前市西部地区小杉町(越前市)
小杉町
■代表者名:夏梅 敏明
■構成人数:2名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:昔の自然に少しでも戻ればとの思いから人にやさしく生き物と共生出来る米づくり無農薬減農薬米作りを続けています。減反している田んぼを今後1枚でも水はり田んぼに出来ればと思っています。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水田んぼを行うことによってサギとか他の鳥のエサ場になっているのが分かります。また一部に退避溝を作りその中でドジョウ、カエルが増えているのがよく分かります。
■生き物の状況:イトミミズその他の希少生物等確実に色々な生きものが増えているのがよく分かります。
■営農方法:中干しを一ヶ月遅らせ、特栽1.と3.の栽培米を6.5a程作っています。
■お米の購入方法:電話番号0778(28)1768  JAにも出荷
 

★越前市都辺町(越前市)
都辺町
■代表者名: 恒本 明勇
■構成人数: 21名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: コウノトリと共生する地域を創るため、生き物がたくさん生息する水田環境の再生を目指しています。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 冬水田んぼや、中干しの延期、そして退避溝の設置を行いました。それによってイトミミズやアカガエルの増加をみました。
■生き物の状況: 一年を通してサギが飛来しています。
■営農方法: 無農薬・無化学肥料栽培は160a、減農薬・無化学肥料栽培は300aになります。
■お米の購入方法:越前市都辺町17-23 恒本 明勇  電話番号:0778-28-1571
農産物直売所「百姓の館」
  

★越前市矢船町(越前市)
矢船町
■代表者名:川崎 善雄
■構成人数:4名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:生き物と共生するため、「冬水田んぼ」に取り組んでいます。集落全体が活性化し、美味しい米を生産しています。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:H26年に人工巣塔を建てました。その下に魚道を作ることを計画し、コウノトリが住める環境作りにも取り組んでいます。
■生き物の状況:カモなど水鳥が増えました。また、タニシ、ドジョウ、珍しいタガメが育っていました。メダカも多いです。
■営農方法:1.8haで冬水田んぼ農法を実施し、「県特別栽培農産物3.」です。有機農法にも取り組んでいます。
■お米の購入方法:電話番号090-3767-5079 川崎 悟司  自作販売しています。

 

★喜楽ファーム(越前市)

喜楽ファーム 
■代表者名:寺尾 忠保
■構成人数:3名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:コウノトリが生息できる自然環境を守り多種多様な生物と人との共生、人々が心豊で心安らぐ生活環境の保持、このような自然・生活環境で、変化・発展と保持そして将来への継承
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:水田んぼ、7月末以降の中干し、有機無農薬及減農薬による水稲と西瓜栽培。何年何十年と破壊せず守ってきた自然は、再生ではなく保持を基本としている。亡父の農業(以前の農協指導)を改良し、有機・減農薬に取り組み約20年、土の匂いの変化に感じるところが大きい。
■生き物の状況:アベサンショウウオ、カエル(各種)、メダカ、ゲンゴロウ,イトミミズ、イモリ、チョウ、とんぼ(各種)、カヤネズミ、猛禽類、サギ類、などなど。生息調査は実施してないが常時数多く生息しているのを見る
■営農方法:県特栽米 県認証1.0.5ha、県認証3.1.0ha、県認証4.1.5ha、減減スイカ0.7ha、家庭菜園30種以上はほぼ無農薬(母作付)、弊者が小学校卒業頃まで営農の大きな柱であった、はさ掛け乾燥を復活させたいと考えています。(少量からでも)
■お米の購入方法:喜楽ファーム・代表 寺尾 忠保 福井県越前市小野町13-32
         E-mail:terao-rk.1@hi.ttn.ne.jp
         TEL/FAX:0778-29-2630,0778-28-1185
         ホームページ 平成26年度末立ち上げ予定
         宅配(近隣)・宅配便・庭先引き渡し
 

★合同会社 中新庄夢希農(越前市)

夢希農
■代表者名:夏梅 哲夫
■構成人数:4名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:自然に負荷をなるべくかけないで、永続的な農業をしたいと思っているため。農薬や肥料等になるべく頼らない農業経営を目指します。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水田んぼ、水田魚道により、イトミミズの発生、冬鳥の飛来、カエル増大がみられ、雑草の抑制、肥料の節減につながりました。
■生き物の状況:トノサマガエル、アマガエル、サギが多数います。
■営農方法:1haで冬水田んぼ、15aで県特栽米認証1.、10haで認証4.を行っています。
■お米の購入方法:JA越前たけふTEL:0778-22-6539で直接販売もします。
 

★武生めだか連絡会(越前市)
武生めだか連絡会
■代表者名:奥村 充司 
■構成人数:40名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:私たちは、メダカ愛好家・学識経験者・企業・行政が協働し、メダカが棲める豊かな水環境を目指しているNPOの団体です。「水田の魚」とも言われているメダカ。メダカと一緒に育つ、安心安全なお米を多くの方に食べてもらいたいと、もち米作りに取り組んでいます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水田んぼ、中干しの延期などで、メダカが水田を泳いでいます。メダカが水田・用排水路内で泳いでいます。
■生き物の状況:メダカ、ドジョウ、カエルの仲間、タニシ、カワニナ、ホタル、トンボの仲間
■営農方法:無農薬無化学肥料 特別栽培
■お米の購入方法:武生めだか連絡会 事務局 電話番号0778-23-0323
 

★まっきーの杜(越前市)
まっきー
■代表者名:上野 和美
■構成人数:5名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:コウノトリが腹いっぱい餌をついばめるような生物多様性の環境に配慮しながら安定した経営を目指し地域農業を守っていきます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水田んぼ、中干しの延期、水田魚道の設置によってドジョウ、カエルの仲間を育み、メダカが水田・用排水路内で泳いでいます。
■生き物の状況:メダカ、ドジョウ、カエルの仲間、タニシ、カワニナ、ホタル、トンボの仲間
■営農方法:無農薬・無化学肥料 特別栽培
■お米の購入方法:TEL:0778-23-0323
 

★越前「田んぼの天使」有機の会(越前町)
 田んぼの天使 
■代表者名:井上 幸子
■構成人数:12名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:環境浄化力を持つ有用微生物群(EM)の力を借りて、水をたたえた田んぼから、農薬、化学肥料、除草剤を一切使用しない有機米作りに励むことにより、田んぼに絶滅危惧種を含めた多種多様の生き物たちを増やし、この水が、川に流れて川をきれいにし、海に流れて海に自然を呼び戻す、地球規模で大きな循環系を廻し、またこの美しい自然を次世代に残したい想いで取り組んでいます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:環境浄化力を持つ有機発酵肥料(EMボカシ)と、培養したEM発酵液を使い、病害虫に強く美味しいお米に成育するよう、土づくりに励み、また農薬、化学肥料などは使用しない安全な米作りで、また除草剤を一切使用しない栽培技術で生き物たちの生態を守っている。メダカ、蛍、モノアラガイ、シジミ類、クロゲンゴロー、ヒメビシ、イトトリゲモ、シャジクモ、サンショウモ、イチョウモ、ミズオオバコ、トンボ類、カエル類、クモ類その他多種多様の水棲生物、植物たち。
■生き物の状況:生き物観察会、蛍観察会を毎年開催し、生き物専門家を交えて、にぎやかにこの有機田んぼの生き物たちと、直接触れ合っている。地元の小学校の「生き物触れ合い授業」がなされている。
■営農方法:有機農法―農薬、化学肥料、除草剤は一切使用しないで稲や、また田んぼに生息する生き物たちが活き活き生きれるように、その生態を大切に守り育てている。
■お米の購入方法:(TEL) 0778(32)3807  tanbonotensi@palette.plala.or.jp 
         (FAX) 0778 (32)3807
          直販)上記に電話、メールにて ネット販売) 厳選米ドットコム他
          店頭)膳野菜、おもいでな、百姓の館、越前「道の駅」、鯖江ハーツ、武生ハーツ
 

★美の里(Minori)ファーム(越前町)
美の里
■代表者名:三田村 照美
■構成人数:4名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 古き良き日本農業技術と心和む田舎の田園風景を守り継ぎ、未来の子供達に安心安全な方法で作られた美味しいお米を届けたいと思っています。

限りある地球環境・自然環境を守り、生き物との共存共生、生物多様性の大切さと命の尊さを伝えられる将来性のある百姓になることです。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水湛水によりハクチョウやカモなどの野鳥たちのエサ場・休息地作り。遅植え、中干し延期によりカエルの産卵期に配慮。メダカ、ドジョウ、カワムツが育っています。
■生き物の状況:イトミミズ、浮葉が全田圃で見られ、独自の水の浄化によりメダカとホタルが増加した。アカネズミ、スッポン、タイコウチ、ゲンゴロウの仲間、カエル全般。絶滅危惧種のハッチョウトンボ♀も発見されています。
■営農方法:有機・自然農法(無農薬・無化学肥料)福井県特別栽培農産物認証1.
■お米の購入方法:直接販売:かんぽの宿福井売店にて販売中。ネット販売:TEL・FAX 0778-34-1037 お米はわらびグループ 甚右衛門 駅前店と新保店にて食べられます!
 

★美しい鳥浜を創る会(若狭町)
美しい鳥浜 
■代表者名: 宇野 利夫
■構成人数: 49戸

■活動の動機、今後の目標(夢) 等: かつて、三方五湖周辺の田んぼでは、湖から川を経て田んぼを行き交う魚がたくさんおり、まさに、田んぼは生き物のゆりかごでした。しかし、環境整備が進む中でこのような機能が失われつつありました。工夫を重ね生き物に優しい取り組みを実践することで、再び生き物の豊かな環境になることを目指します。

■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 三方五湖と田んぼを行き交う魚のため、水田魚道を設置や退避溝の整備などを行っています。また、田んぼや休耕田を活用して、三方五湖のコイやフナの稚魚を育成させる取り組みも行っています。田んぼは、いろいろな生き物の「ゆりかご」と考えています。

■生き物の状況: フナやタナゴ、場合によってはコイなど様々な生き物が生息しています。また、カエル、ドジョウなど身近な生き物も増えてきています。

■営農方法: 有機農業

■お米の購入方法: 販売はしておりません。 

★美里会(若狭町)

美里会
■代表者名:吉村 義彦
■構成人数:6名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:水田営農の生産振興と生産技術改善を進めると同時に水田環境に生きる生物の生息環境を保全し、経営面でも環境面でも持続可能な農業を目指しています。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:ふゆみずたんぼ、退避水路・退避溝
■生き物の状況:カヤネズミ、ダルマガエル、ツチガエル、アキアカネ、ナガコガネグモ、クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、シオカラトンボ等、多数生息しています。
■営農方法:JAS有機栽培、特別栽培、減農薬栽培
■お米の購入方法:電話番号電話、FAX、ネット販売
         TEL&FAX:(0770)45-1070(吉村義彦)
         HP:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/(よしむら農園) 

 

 

★若狭町下吉田(若狭町)
下吉田
■代表者名:中塚 文和
■構成人数:35名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:自然再生を目指し、水稲の慣行栽培からの脱却が必要であるため、生きものと共生できる「冬水田んぼ農法」に取り組んでいます。美味しい米を生産し、農村集落を活性化させ農地が保全される集落全体で米づくりに取り組んでいます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬の田んぼに水を入れるとコハクチョウなどの渡り鳥やカモなどの野鳥の生息場となります。H22の冬にはツクシガモが11羽飛来し2ヶ月間滞在しました。米ヌカを田んぼに散布するとイトミミズが大量に発生し小動物の餌となり、抑草効果も発揮されます。中干しを7月中旬まで延期しています。
■生き物の状況:冬水田んぼのイトミミズ調査、毎晩カモが泳いでおり、時々コハクチョウが7羽程の群れで飛来しています。不耕起水田には赤とんぼがいっぱい飛びます。冬水田んぼで早春にニホンアカガエルが孵化しています。
■営農方法:15haで冬水田んぼ農法を実施し、その内10haは「県特別農産物栽培3.(減化学肥料無化学肥料)」で美味しいコシヒカリを栽培しています。60aの田で稲木干しのコシヒカリも生産しています。
■お米の購入方法:電話:080-4253-1809、E-mail : fumikazu@ksh.biglobe.ne.jp
         http://www1.ocn.ne.jp/~fuyumizu/index.htm
 

★福井有機農業推進協議会(坂井市、福井市)
福井有機農業
■代表者名:三村 三徳
■構成人数:15名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:福井県の農業者に対して有機栽培と環境型農業を推進することにより、田に生き物が生息し環境を整えるのを目的とする。農薬を使用することにより農業者自身が健康を害することを無くしたいです。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:有機栽培を心がけると自然に生き物が増えていることが分かってくる。自然に任せています。
■生き物の状況:カエル、イナゴ、バッタ、ドジョウ等。
■営農方法:2.1haで有機栽培、2haで「県特別栽培農産物栽培1.」、10aで「県特別栽培農産物3.」
■お米の購入方法:福井市大願寺3-2-25、TEL・FAX:0776-24-2706 現在は契約栽培をしております。
 

★日本農武士ネットワーク(坂井市)
日本農武士
■代表者名:三田村 美恵
■構成人数:8名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:若き力の集結により、耕作放棄地の開墾→農地化を行い、中山間地域の農業と自然環境を守り継いでいきます。自然豊かな里地里山の魅力と可能性を、農食育活動と環境教育を通し、農業から幅広い世代に伝え、過疎化の進む農村に明るい未来を築きます。限りある環境資源・自然環境を守り、その地にしかいない貴重な生き物との共存共生・生物多様性の大切さを伝えられる若き伝承農業者になることです。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:耕作放棄地の再生に伴い、一部をビオトープ作成。耕作放棄地により、一度は途絶えていた生き物達が居る水田環境を復活。生き物達の命育み守る場所にした。中干し延長と冬水田んぼにより、耕作放棄地から再生2年目で、カエル全種類確認。トンボの数は、劇的に増えた。農地再生に伴う農業用水路の整備で、沢蟹の生息環境も整えられた。
■生き物の状況:カエル全種類・イモリ・ヤモリ・サンショウウオ・カワムツ・ドンコ・イワナ稚魚・トンボ各種(シオカラトンボ・オニヤンマ・ショウジョウトンボ)、ニホンカモシカ
■営農方法:有機・自然農法(無農薬無化学肥料)福井県特別栽培農産物認証1.取得
■お米の購入方法:直販(12月より、期間限定&数量限定販売):千古の家 各種イベント販売:11月の笑楽日祭。4月の竹田しだれ桜祭り。直販&ネット販売:0778-34-1037 HP:https://www.minori-farm.net/
 

★金森農場(大野市)
金森農場
■代表者名:金森 高志
■構成人数:2名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:特栽をするようになってからたくさんのタニシがはっせいするようになりました。冬水田んぼにすればもっと多くの生き物が生まれ水田のエの状態も良くなってお米作りに良い結果が生まれるのでは?と期待をしています。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:冬水田んぼ、米ぬか+おからのボカシ散布、鶏ふんの散布に取り組み、タニシの大量発生(以前よりはるかに多い)、ボカシを撒いた田ではイトミミズの大量発生(こんなこと初めてです)、5月終わりにトンボのヤゴが大発生をみました。
■生き物の状況:タニシ50匹/㎡以上、4月~5月下旬まで。他の田んぼでは0匹でした。春早く米ぬかおからボカシを撒いた田では、6月頃には大量のイトミミズが発生。とにかく赤トンボがいっぱい。数えきれません。
■営農方法:特栽1.と特栽3.。普通田もあり、2人合わせて2haもの冬水田んぼ。
■お米の購入方法:〒912-0094 大野市上丁21-66 
         佐々木豊 (代引き)TEL:0779-65-0591 携帯:090-6274-3366

         〒912-0021 大野市上中野10-6

         金森 高志 (代引き)TEL・FAX:0779-65-7733 090-2125-5290
 

★奥糸生元気な里山会(越前町)
元気な里山会
■代表者名:藤澤 定男
■構成人数:28名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:荒れた農地と地域を「再生」しなければならないと思い、H23年から、住民有志32人が越前町奥糸生地区(森・杖立・小川・天谷・真木)を活性化しようと結成。米作り体験(東二ツ屋)、収穫感謝祭(奥糸生集会施設)などから始めました。H26年からは、集会施設前の再生農地で「田んぼのオーナー制」を開始しました。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:耕作放棄地もありますが、草刈りなどをして田んぼに戻しています。少しずつ元に戻せればと思っています。
■生き物の状況:自然に恵まれた場所です。小川にはホタルが舞っています。
■営農方法:昼夜の気温の日較差が大きい中山間地域で、越知山からの澄んだ沢水を使って栽培しています。県の特別栽培農産物認証4.(減農薬・減化学肥料)で栽培しています。里山田んぼ学級での農作業体験や自然観察会、田んぼオーナー制度などを通して消費者との交流にも取り組んでいます。
■お米の購入方法:田んぼオーナー制:0776-52-6464
                         「奥糸生米」として販売もしています。里山の自然や環境に関心が高い方に購入してほしいです。
 

★越前市黒川町(越前市)
黒川町
■代表者名:清水 清治
■構成人数:15名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:地元の貴重な生物を守るために活動を始めました。美味しい米を生産し、集落全体が活性化され優良農地が保全される営農活動を継続していきます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:H21年からビオトープを作り、地区のみんなで管理しています。ブラックバス、アメリカザリガニ等の外来種の駆除を積極的に行っています。また、水田魚道が設置してあります。
■生き物の状況:水路には絶えずメダカがいます。
■営農方法:一部無農薬・無化学肥料の農法に取り組んでいます。
■お米の購入方法:090-1633-9350 稲葉 洋
 

★有限会社かみなか農楽舎(若狭町)
かみなか
■代表者名:下島 栄一
■構成人数:8名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:県外から若者を集い、地元(若狭町)を活性化することが理念。その為のインフラ整備として、持続可能な自然環境作りに取り組んでいきたい。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:無農薬栽培を施設近隣の田畑で実施。結果、ホタルの里になっている。
■生き物の状況:無農薬、減農薬栽培を開始し、コウノトリが飛来するようになった。ホタルの数が急増した。獣害が増えた(獣も安心、安全な作物を求めているらしい)。
■営農方法:減農薬・無農薬による水稲栽培
■お米の購入方法:0770-62-2125 県内外のスーパーでの小売、ネットによる直売
 

★小浜市東部営農生産組合(小浜市)
東部営農生産組合
■代表者名:西田 尚夫
■構成人数:230名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等:平成15年経営体基盤事業で水田魚道を作り安全・安心な米作りに取り組む。また冬には冬水田んぼ農法に取り組んでいます。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:生き物が住みやすい環境の条件には、水がきれいなことや餌が豊富なことがありますが生き物が自由に移動できる環境づくり、水田と水路の間の丸太スロープ、渡し木の交換をし、カエル、イモリ、魚の生息場所を作る。魚道を整備し田と排水路をつなぐ。
■生き物の状況:毎年1回地域の子供会と生きもの調査と観察会を実施
■営農方法:エコ肥料による安心な米作り
■お米の購入方法:水土里直売所 0770-57-1032

★北稲越ファーム(あわら市)

北稲越ファーム
■代表者名: 宮崎 旨夫
■構成人数: 15名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: ようやく今年から十郷用水が使えるようになることから、単なる有機栽培による稲作ではなく、食味値のさらなる向上と生き物再生にも挑戦しようと考えました。子供達と一緒に取り組むことにより、農業や生き物への関心を高めてくれるのではないかと期待しております。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: ホタルとメダカの再生を目指しています!
■生き物の状況: 昨年から有機農法を実施し、今年は生き物の再生にも挑戦する予定です。
■営農方法: 減農薬有機肥料(農薬は種子消毒にのみ使用)+ 植物活力剤としてカニ殻
■お米の購入方法:  北稲越ファーム(090-3292-7941)

★なばたけ農場

なばたけ農場
■構成人数: 8名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 生物多様性に富む田んぼ作りを心掛けることで、労力と経費のかからない安定多収の有機稲作を目指す。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 田植えをはさんで約二か月の湛水期間を設ける。また自家製発酵肥料の散布、中干しの延期により生物多様性に富んだ田んぼづくりを心掛ける。
■生き物の状況: 何より特徴的なのは私たちの圃場にはツバメが群がっています。
■営農方法: 無農薬・無化学肥料栽培
■お米の購入方法: TEL&FAX:(0776)68-1951 mail:kome@nabatake-farm.jp 電話・メールでお問い合わせください。


★農事組合法人 ファーム広瀬

ファーム広瀬

■代表者名: 代表理事 中西薫
■構成人数: 84名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 人間の命をはぐくむ食料を生産するということは、水田の中にいる生き物を極力死なせないような栽培を継続していき、おいしいお米の生産に努める為です。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 化学肥料や農薬を使用しないことで、有効微生物を増やしイトミミズやアメンボ、タガメ、ゲンゴロウ、水生昆虫の復活、カエルやドジョウを増やすための、収穫までの水を切らない栽培を徹底する。
■生き物の状況: 中干しをしないことでカエルやドジョウがたくさん生息しています。メダカも増やしたいです。
■営農方法: 12ha以上で県特別農産物栽培1.を実施します。
■お米の購入方法: 090-3767-7854 お電話のお問い合わせでお願いいたします。


★越前市曽原町(越前市)

曽原
■代表者名: 堀江 照夫
■構成人数: 2名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 人と生き物が共生出来る自然環境、特に生物多様性を重視した活動に取り組みたいと考えていた。現在は、有機農法による米作り等行っておりますが、今後は水路整備等にも力を入れていきたいと思います。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 有機農業による米作りや魚道設置、退避溝にも取り組んでおり、今後はビオトープの整備、カエルスロープ設置を推進していきたい。
■生き物の状況: 田んぼには、イトミミズ等が多く発生している。また、ドジョウも多くなってきた。
■営農方法: 無農薬・無化学肥料で稲作をしています。今後も拡大していきたい。
■お米の購入方法: JAに全て出荷しています。


★千合谷集落営農組合・白山舎(越前市)

千合谷

■代表者名: 堂下 正道
■構成人数: 4名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 自然再生を目指し慣行栽培から脱却し、無化学肥料、無農薬栽培を中心に水田魚道の設置を行っている。美味しい米・野菜を提供し、集落の活性化と農地を守る運動を展開中です。環境よい住みたくなる地域づくりに取り組みを行う所存です。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 魚道の設置、ビオトープの設置、ドジョウ生育場所の整備等を行い、小動物が常にいる、昔いた生き物を再生させている。
■営農方法: コウノトリ呼び戻す農法米3反(県認証1.)、認証3.3町8反、エコ栽培3町、無農薬・無化学肥料ほうれん草(ハウス4棟)
■お米の購入方法: 各構成員の個別宣伝による売り上げとJA委託。堂下正道(0778-28-1753)、坂井諭一(0778-28-1530)

★風月森の駅(越前市)
風月森の駅
 ■代表者名: 高橋 大力
■構成人数: 7名
■活動の動機、今後の目標(夢) 等: 生き物と共生できる森づくりをめざし里地里山で こども達と共に自然を学び先人達が築いたいまだちの歴史文化も一緒に学びたいと思い。今後福井県から離れ行くこども達に自然豊かな故郷の思い出を残せてあげられたらと思います。出来れば 素晴らしい福井の自然豊かな地に住み続けようと思わせたい。
■取り組んだ自然再生、育んだ生き物: 福井豪雨の前にビオトープの造成をしました。おかげさまで今立のメダカは流されず住みました。県とキリン様のおかげですありがとうございました。避難メダカのビオトープも何か所か造りました。
■生き物の状況: 初夏の頃 朝早くや夕暮れ時間近に近隣在所のツバメ夫婦が、私どもの田んぼの空を飛び舞い空中戦を繰り広げています。田んぼに沢山の虫がいるからです。そして田んぼの中は蜘蛛の巣でいっぱいです。まるで小宇宙の様な蜘蛛の巣に葉水の恒星や惑星が光輝きます。
■営農方法:  10haの冬水田んぼ 無農薬 無化学肥料
■お米の購入方法: 越前市野岡町12-1-14 市橋 重幸

電話080-3041-1514  mail:imadati1834@yahoo.co.jp

 

★ほたるの里丁有機農法研究会(大野市

ほたるの里丁

■代表者名:松田 元栄

■構成人数:6名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、ビオトープ

■アピールポイント:越前おおの盆地の中の盆地を形成し、飯降山からのミネラル豊富な豊かな湧水に恵まれ、生きものと調和した里山として自然豊かなお米づくりが盛んなところです。そして、この地は室町時代には醍醐寺円光院の荘園として栄え、稲作文化と豊かな歴史にも恵まれたところです。また、ホタルの保全活動をとして地域の活性化に取り組んでいます。当研究会は安全・安心で美味しいお米を追求し、その栽培技術の向上と生きものと共生しながら、安全・安心な食を通して顧客との信頼関係を大切にし、私どもと生きもの、そしてお客様との相互の信頼関係に大切にしています。

 

★イトヨの郷米(大野市)

■代表者名:稲葉 秋男

■構成人数:2名

■活動内容:中干し延期、農薬を5割以上削減、手掘りの用水路

■アピールポイント:福井県特別栽培農産物区分4.による農薬と化学肥料を5割以上低減したコシヒカリの栽培を行い、さらに大幅に削減する方向で検討している。用水路には野生生物が多く生息する昔ながらの手掘りの用水路(100mと20m)を設置し、泥上げと年に数回の清掃を行っている。あぜや農道の草刈りは除草剤を使用せずに草刈り機による草刈りを栽培期間中8回行っている。野生生物にやさしい水田として田の土をトロトロ層にして生息しやすい環境づくりを行い、オタマジャクシがいなくなる6月下旬まで水を張って中干しを延期しているために、大量のオタマジャクシなどの小動物や鴨などの野鳥の生息地になっている。

 

★農業組合法人 ファームコウノトリの郷(越前市)

■代表者名:藤木 保男

■構成人数:10名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、ビオトープ2か所

■アピールポイント: コウノトリが訪れるきれいな水と空気の自然豊かな里山で、環境調和型農業などに取り組んでいる。

 

★ファーム庄境(越前市)

■代表者名:佐々木 哲夫

■構成人数:9名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、水田魚道

■アピールポイント: 生き物にやさしい無農薬栽培の田んぼを広げることに、まず取り組みたい。

 

★越前市相木町(越前市)

■代表者名:内藤 隆暁

■構成人数:3名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、退避池

■アピールポイント:無農薬の米作りを45年間、減農薬の米作り15ha行っている。

 

★農事組合法人 和田営農組合(高浜町)

■代表者名:一瀬 文一

■構成人数:3名

■活動内容:農薬を5割以上削減、ビオトープ

■アピールポイント:「和田営農組合」「和田グリーンネット」「土地改良区」の3団体が協力して環境保全に取り組んでおり、和田営農組合が営農、和田グリーンネットが生き物調査を行い、土地改良区が農業用施設等の維持管理を行う予定である。

 

★漲り米(大野市)

■代表者名:松田 正信

■構成人数:3名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、退避池

■アピールポイント

 ・特別栽培米1.,3.,4.に取り組む。

・食味コンテスト等にも参加し農産物をPR。

・ポストコシヒカリの生産にも積極的に取り組んでいきたい。

 

★(株)いーの越前(越前市)

■代表者名:山本 恵一

■構成人数:7名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、退避溝

■アピールポイント: 企業として、農業を通じて社会地域に貢献する。活動の一つとして『環境保全型農業』にも取り組んでいる。

 

★田からmono田んぼ(若狭町)

■代表者名:保志 公平

■構成人数:2名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、マコモ・レンコンビオトープ

■アピールポイント:

・大阪から移住し、地区で自然に優しい農業に取り組んでいる。

・一年中水を湛えるレンコン・マコモビオトープも作成している。

 

★蝓蜊(ゆり)の里くらぶ(高浜町)

ゆりの里クラブ

■代表者名:山田 政和

■構成人数:12名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、ビオトープ

■活動の動機・今後の目標など:長年、荒れ放題となっていた山間の休耕田を何とかしようと、村の有志で田んぼビオトープ、蓮や花菖蒲など自然と花一杯の村づくりに10年前より取り組んできました。鳥獣害対策として山裾の雑木林や、竹林整備進めています。

■取り組んだ自然再生、育んだ生き物:休耕田を活用した田んぼビオトープにはメダカ、ドジョウ、イモリ、ゲンゴロウ、オタマジャクシ、コオイムシなど貴重な生き物が一杯います。長年放棄された農地は、農薬を使わなかったために自然再生してきました。

半夏生が群生し、コウホネヤオオアカウキクサなど希少な生き物が増えてきました。最近では生き物を狙ったサギ、とびなどが飛来しています。

また、里山では竹チップを活用してカブトムシの飼育も始めました。

★聖丸(ひじりまる)営農組合(大野市)

■代表者名:石橋 政光

■構成人数:5名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、退避溝、ビオトープ

■アピールポイント:有機栽培及び農薬・化学肥料5割以上削減した水田で、中干し延期・冬水田んぼを地域で固めて行い、渡り鳥の餌場となって3年以上経過しています。11月中旬~下旬ころにはたくさんのカモたちが体を休めにやってきます。また、有機肥料で栽培したエゴマやヒマワリが地域特産になっています。

★国富コウノトリの郷づくり推進会(小浜市)

■代表者名:宮川 健三

■構成人数:20名

■活動内容:冬水田んぼ、農薬を5割以上削減、水田魚道、ビオトープ

■アピールポイント:コウの会では、野生のコウノトリが、日本で最後までヒナを育てた歴史のある小浜市国富地区で、地元小学校と連携しながら、生き物調査をはじめとする自然環境の保全を目指した取り組みを進めています。国富地区をはじめ小浜市内では、平成29年11月から20日間にわたりコウノトリが長期滞在するなど、しばしばコウノトリが飛来しています。

★みどり工房(坂井市)

■代表者名:西 富治雄

■構成人数:7名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、水田魚道、退避池

■アピールポイント:1950年代の農村は生き物に溢れていました。鮒も鯉もナマズも田んぼで産卵していました。
捕まえておかずにするのは、子供達の役割でした。水辺を良く知っているので水難事故もありませんでした。川や池に落ちた子はたくさんいました、
ギンヤンマやオニヤンマはあたりまえ、磯部用水にはウナギ、川鱒、あられがこ、鮎もいました。
パイプラインの完成により坂井平野全域で特A米の栽培が可能になり、良質米を扱う米問屋の注目を集めています。
基盤整備により圃場の様子は変わりましたが、可能な限り原点回帰する必要があると考えています。除草機の開発や有機肥料の改良により特別栽培(1)もずいぶん楽になり、生き物達が復活してきています。
私は看護師です、医療の現場で農薬中毒や化学物質過敏症もたくさん見てきました。忘れてはいけないことは私達の体そのものが、自然の一部だと言うことです。
田んぼの生き物を見つめる子供達の眼は、昔の私達のように輝いています。

★入谷町みどりを守る会(越前市)

■代表者名:鈴木 充

■構成人数:31名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、退避溝

■アピールポイント:お不動さん(石清水)の清らかな水源や谷水を農業用水に利用するなど、十数ヘクタールの農地を営む小さな農村ですが、県道菅生・武生線を一日5.5往復走るバス路線のお陰で、交通の便は良く、鵜甘神社を中心に細長く伸びる集落です。
春は、田植えのころのウグイスが疲れを癒し、夏は、アブラゼミがうるさいくらい鳴いて、今はシカまで鳴いている生き物ワンダーランドです。よくサルも来ます。

★しらやま堀まち緑を守る会(越前市)

■代表者名:河合 雅喜

■構成人数:24名

■活動内容:冬水田んぼ、中干し延期、農薬を5割以上削減、水田魚道、退避溝、ビオトープ

■アピールポイント:ビオトープには、頻繁に野生コウノトリが餌場として飛来しております。

     

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        〒910-8580 福井市大手3丁目17-1
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