福井城山里口御門の復元整備を進めています

最終更新日 2016年5月16日ページID 023707

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山里口御門トップ画像

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事業概要

 県と福井市では、平成25年3月に「県都デザイン戦略」を策定しました。その中で、福井城址と中央公園などを一体化した「福井城址公園」の整備を掲げています。「福井城址公園」の先行整備の一環として、中央公園と、これまで整備してきた御廊下橋、天守台跡の連続性と一体感を高めるために、山里口御門の復元整備を進めています。
 平成29年春頃の完成を目指しており 、総事業費は約8億5千万円を見込んでいます。

    山里口御門位置図  復元予想図1 
      山里口御門の位置             山里口御門復元予想図   
 

山里口御門(やまざとぐちごもん)とは?

  山里口御門は「廊下橋御門(ろうかばしごもん)」「天守臺下門(てんしゅだいしたもん)」とも呼ばれ、福井城本丸の西側の入口を守る門です。
 本丸の西に繋がる西二の丸には江戸初期から松林があり、城内にあってのどかな山里の風趣を味わえる遊興の場であり、山里丸と呼ばれていました。山里口御門はこの山里丸から、本丸への入口の門として、城の創建当時(1606年)からつくられました。寛文の大火(1669年)において、天守閣や櫓とともに焼失しましたが、その後、再建されました。
 現在の中央公園の場所に御座所があった春嶽公などの時代には、藩主が、御座所から御廊下橋を渡り、山里口御門をくぐって本丸へ向かったと考えられています。
 現在は当時の枡形石垣が残るとともに、石垣に柱の跡や屋根の傾斜跡が残っており、これらは復元の際のとても大きな手がかりとなります。

山里口御門柱跡1 山里口御門柱跡2 山里口御門柱跡3
石垣に残る山里口御門の柱跡

旧福井城本丸御廊下橋之遠望
 「旧福井城本丸御廊下橋之遠望」(福井市立郷土歴史博物館蔵)拡大図
御廊下橋の先に山里口御門の屋根の一部が覗いています
 

 山里口御門の形態について

 城郭絵図の記載から、この門は枡形門(ますがたもん)と呼ばれる構造のもので、内外2つの門とその間の方形の空間から成っていることが分かります。外側の門は2本の柱で支えられた「棟門(むなもん)」と呼ばれるもので、内側の門は2階部分に長屋状の建物が乗る「櫓門(やぐらもん)」と呼ばれるものです。
 御廊下橋から侵入してきた敵兵が外側の門で右折し、内側の門で左折するというように、何度も向きを変え、そのたびに正面と側面から攻撃を受けることになります。福井城の主要な門は、このように攻めにくく、守りやすい構造となっています。
 また、瓦が笏谷石の石瓦葺きであったこと、周囲の土塀についても、石瓦に加え腰板に笏谷石が用いられていたことも特徴として挙げられます。

 配置図配置図
復元予想図2 復元予想図3
山里口御門復元予想図(今回は石垣上の土塀は復元しません)

 

建物概要

1.構造形式
  櫓門  木造2階建て、切妻造、笏谷石瓦葺(本瓦葺)、上階は外壁漆喰塗
  棟門  木造、切妻造、笏谷石瓦葺(本瓦葺)
  土塀  木造、笏谷石瓦葺(本瓦葺)、外壁漆喰塗(堀側は笏谷石腰板張り)、コの字型平面

2.主要寸法
  櫓門  桁行:10.91m(上階)、梁間:5.46m(上階)、棟高:8.41m
      建築面積:77.75㎡、延床面積:59.57㎡
  棟門  桁行:6.36m、軒の出:0.89m、棟高:3.57m
  土塀  延長:12.4m、軒の出:0.89m、棟高:2.53m

櫓門立面図   棟門立面図
櫓門立面図              棟門立面図 
 

事業の進捗状況

 平成25年度は基本設計を実施し、遺構調査や文献調査、類例調査等を基に御門の形態を明らかにしました。
 平成26年度は、基本設計の成果を基に構造や詳細な仕様などを決める実施設計を進めました。また、積み直しが必要となる御門周辺石垣についても、地質調査や解体調査、積み直しの詳細設計も行いました。
 平成26年10月頃から、お堀の一部を堰き止めて工事用仮設ヤードの設置工事を行い、平成27年1月から8月まで、石垣のずれ等を修復するための石垣解体調査を実施ました。
 埋設配管の移設や御門の基礎工事等の後、平成27年12月頃から石垣の積み直し工事に本格的に着手しています。  

 ⇒復元工事進捗状況の詳細はこちら 
 

山里口御門の復元に向けた取組み

 御門の復元のための寄付を募集しています。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
 募金箱への募金、ゆうちょ銀行での「払込取扱票」によるお申込みのほか、クラウドファンディングでのお申込みも承っており、インターネットでお手続きができます。

 これまでに開催した、御門周辺石垣の解体調査や御門復元工事の現地説明会の概要を掲載しています。

 御門の復元工事の様子を掲載しています。

 山里口御門の復元整備に向けた機運を高めるため、平成26年10月5日(日)に「福井城山里口御門復元フォーラム」を開催しました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。

 史実を尊重した山里口御門の復元整備を進めるため、史料や石垣の調査成果等を基にした歴史的・技術的な検証を行い、設計および復元工事に対する助言を行う、専門家による委員会を設置しています。 

 御門復元のための基礎資料とするため、平成25年7月~9月に遺構や石垣の発掘調査を行いました。
 調査期間中はご不便をおかけしました。ご協力ありがとうございました。
 

リンク

 ○まちかど県政(県の広報番組)で山里口御門の復元を紹介しています
  (平成26年10月19日放送 「山里口御門を復元」へのリンク)

 ○県都デザイン戦略
 ○福井城史料調査委員会
 ○福井城址の整備について
 

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