平成２５年度県立大学地域貢献研究の成果

 

県立大学地域貢献研究推進委員会を開催しました

　
　平成２６年３月２３日(日)、県立大学において、県立大学地域貢献研究推進委員会（委員長　中山浩行　〔(株)ナカテック代表取締役〕）を開催し、平成２５年度に実施した地域貢献研究１８件の成果について、県民の視点から評価をしていただきました。 

各委員は、研究者から成果の概要について説明を受けた後、内容を精査しながら 、
　・計画どおり研究が実施されたか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　・所期の目的が達成され、研究成果が明確であるか
　・今後、研究の発展性や地域貢献が見込まれるか
などの観点から評価を行い、その結果、１１件の研究が「A評価（10人の委員の合計点が５０点満点中４０点以上）」となりました。
　委員会では、マスコミ向けに発表する代表的な研究を２件選考しました。
　この選考を受けて４月１８日（金）にマスコミ向けに発表を行いました。

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平成２５年度の研究成果

　平成２５年度に奨励研究費を交付した研究は、次のとおりです。
　研究テーマをクリックすると、研究成果の概要がご覧いただけます。
　（平成２６年度に継続する研究については、中間報告となっています。）

研究テーマ	主たる研究者	研究期間
リビングマルチ小麦新品種「LM-12」を用いたカボチャおよびスイカの無農薬栽培技術法の開発	生物資源学部生物資源学科 教授　 村井　耕二	平成24～25年度
ラムサール条約登録湿地の三方湖に新たに侵入した特定外来魚ブルーギルが在来魚類に与える影響評価と効率的駆除方法の開発　添付資料 ※マスコミ発表研究	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 教授 　富永　修	平成24～25年度
若狭湾における大型クラゲの分布特性とモニタリングに関する研究	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 准教授 　兼田　淳史	平成24～25年度
地球化学トレーサーから評価する若狭嶺南流域圏の地下水の特性と水圏生物群集への影響 ※マスコミ発表研究	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 助教 　杉本　亮	平成24～25年度
連携・協働による地区景観まちづくり支援の実践的展開－永平寺町「永平寺川・本山エリア」を事例にして－	看護福祉学部社会福祉学科 教授 　北條　蓮英	平成24～25年度
アクティブシニアのボランティア活動・市民活動参加の実態把握と促進施策の研究	看護福祉学部社会福祉学科 教授 　塚本　利幸	平成24～25年度
アジアにおける日本企業の産業競争力と国際分業の再編－福井県企業のアジア事業展開の可能性を探る－	地域経済研究所 教授　丸屋　豊二郎	平成25～26年度
北陸新幹線の県内延伸による沿線各市のまちづくりへの影響に関する研究	地域経済研究所 講師 　江川　誠一	平成25年度
農水産資源を利用する発酵製品の開発研究	生物資源学部生物資源学科 教授　宇多川　隆	平成25～26年度
天然高分子多糖を原料とした植物病害抵抗性誘導剤の開発	生物資源学部生物資源学科 教授　木元　久	平成25～26年度
越境大気汚染による酸性沈着が土壌pH緩衝力と生物相の将来変化に及ぼす影響の解析	生物資源学部生物資源学科 教授　吉岡　俊人	平成25年度
世界に誇るアゼオトギリ丸岡個体群の復元保全に関する地域共働研究	生物資源学部生物資源学科 教授　吉岡　俊人	平成25年度
伝統野菜などの福井県産農作物の健康機能評価ならびに機能成分解析に関する基礎的研究	生物資源学部生物資源学科 准教授　高橋　正和	平成25～26年度
福井県在来ナス品種の栽培方法の確立と系譜探索	生物資源学部生物資源学科 講師　水口　亜樹	平成25～26年度
網羅的遺伝子解析技術を用いた魚類ウィルス感染防御機構の解析	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 教授 　宮台　俊明	平成25～26年度
エラムシに強いトラフグ養殖のための分子基盤の解明	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 准教授 　末武　弘章	平成25～26年度
大気沈着窒素が嶺南流域の水環境に及ぼす影響の評価	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 助教 　杉本　亮	平成25～26年度
福井県における医薬分業によるかかりつけ薬局機能の定着性の背景に関する研究ーGIS分析による解析と薬剤師の認識調査ー	看護福祉学部看護学科 教授　大川　洋子	平成25～26年度

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（注）主たる研究者の所属・職は平成２５年度現在

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