ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&Aについて

最終更新日 2010年4月3日ページID 003321

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 感染性胃腸炎の最近の発生状況に鑑み、また、平成18年12月5日に開催した薬事食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会における議論等を踏まえ、厚生労働省から「ノロウイルスに関するQ&A」の改定について発表がありましましたのでお知らせします。

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
 ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
 ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
 従って、皆様の周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。

○患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
  (1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  (2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
  (3)胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。

○特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。
  また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。

                                                             (厚生労働省報道発表より)

 

 

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