このページは、平成２６年１０月２８日（火）に県庁で行われたふくいの就活女子応援員委嘱式での知事あいさつをまとめたものです。

　このたび皆様方には「ふくいの就活女子応援員」に就任いただき、お礼申し上げます。
　ご存知のように、福井県は女性の就業率、出生率ともに高い水準にあります。これまで「ふくい３人っ子応援プロジェクト」や子どもの医療費助成など、結婚、出産、子育てなどにかかわるプロジェクトを全国に先駆けて実施しております。

　例えば、福井県では、会社の従業員の方が仕事をしている間に産み育てる子どもの数を調べ、「企業子宝率」という調査を実施し、企業を応援しており、この方法は全国的にも広まっております。

　しかし一方で、本県の社会的人口移動を見ますと、１０年ほど前は高校を卒業して大学に進学するために３，０００人ほどの学生の方が東京などの県外に出ていましたが、就職のときには１，０００人が福井に戻っていました。
　しかしここ数年は、県外に進学する学生の人数はあまり変わっておりませんが、県内に戻って来る人数は５００人ほどに減っています。特に、皆様のように若い女性のＵターン者数は大きく減少しています。

　今回、是非とも皆様のパワーをお借りして、県外に進学された女性の皆さんが福井に戻ってきて働きたいという気持ちを持っていただけるように、「ふくいの就活女子応援員」に委嘱させていただきました。
 

　都市部で生活する女子学生の方に、福井で働くことの魅力を、皆様の実体験を通してお知らせしていただき、女子学生のＵターンの推進にご尽力いただきますようお願いいたします。積極的にご参加いただきたいと願い、私からのお礼とお願いのことばといたします。ありがとうございました。