全国食生活改善大会 知事あいさつ

最終更新日 2014年11月7日ページID 029089

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 このページは、平成26年11月7日(金)に福井市で行われた、全国食生活改善大会での知事あいさつをまとめたものです。

 本日、高円宮妃殿下に御臨席を賜り、平成26年度全国食生活改善大会ならびに第45回全国食生活改善推進員協議会大会の開催に当たりまして、開催県を代表してごあいさつを申し上げます。
知事あいさつ

 まず、妃殿下におかれましては、先月典子女王殿下が御結婚されましたことにつきまして、心よりお祝いを申し上げます。また、全国各地からご参加の皆様には、福井県にお越しをいただき、心から歓迎を申し上げます。

 お集まりの皆様は、「私たちの健康は私たちの手で」を合言葉に、全国で16万人もの会員の方々が地域に根ざした熱心な活動を展開されていると伺っており、深く敬意を表すものであります。

 また本日、長年の食生活改善に対するご功績により、栄えある厚生労働大臣表彰と南・賀屋賞を受けられる皆様には心からお祝いを申し上げます。   

 さて、我が福井県は、子どもたちの学力・体力が日本一の県です。また、女性の就業率、出生率がともに高い水準を維持しており、そして県民の健康寿命が男女とも全国トップクラスの「健康長寿県」であります。

 しかし近年、ライフスタイルの変化などにより全国的に栄養の偏りや運動不足などによる肥満、生活習慣病が増加している状況であります。このため、福井県では誰もが健康に配慮した食事ができるよう食環境の整備を行うとともに、運動習慣の定着を図っております。

 我が福井県では、4年後に「福井しあわせ元気国体」が開催されます。この国体に向けて福井県では、皆様とともに、さらに県民の健康づくり運動を一層盛り上げたいと考えております。

 ところで、福井県は、わが国で最初に西洋の解剖書ターヘルアナトミアを翻訳し「解体新書」を表した杉田玄白のふるさとです。また、「食育」という言葉を日本で初めて使った石塚左玄、それから「天皇の料理番」として知られる秋山徳蔵など、医学・食に関わる偉人を生んだゆかりの地です。

 また、観光の見どころも豊富で、日本海の荒波に削られた「東尋坊」や出家参禅の道場として名高い「大本山永平寺」、最近では世界三大恐竜博物館と言われる「福井県立恐竜博物館」があります。

 食べ物でも、福井が生んだお米「コシヒカリ」、またちょうど昨日から解禁となりました日本海の冬の味覚の王者「越前がに」など、多くの食材に恵まれた土地でもあります。

 全国から御来県の皆様には、ぜひこの機会にこうした福井県の沢山の魅力を知って体験していただきたいと思います。財布の紐を少し弛めていただくと幸いです。
 あいさつ

 結びに、本大会の開催に当たり多くの御支援・御協力をいただきました 日本食生活協会ならびに全国食生活改善推進員協議会をはじめ、関係の皆様方に心からお礼を申し上げますとともに、ご参加の皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げましてごあいさつといたします。おめでとうございます。

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