座ぶとん集会(福井県建築士会青年部女性委員会の皆様)

最終更新日 2016年4月26日ページID 032356

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成28年4月17日(日) 9:30~
<会場>
国際交流会館(福井市宝永)
<参加者> 
福井県建築士会青年部女性委員会の皆様
<主な活動> 
木材や住環境への関心を高めるため、子どもたちへの住教育「木の授業」や、イベント等で木材を使った体験教室を開催。  
<参加された皆様から出された意見>
・昔ながらの木造住宅を見る機会がなくなってきている。住教育では、小学生が建築素材に触れて、木の種類ごとに異なる重さや質感などを感じてもらうことから始めており、将来、よい素材を見抜く力を養うことにもつなげていきたい。また、学んだことを親に伝えることで、家づくりや住まいについて親子で考えるきっかけにつなげていきたい。
・建物の地震対策について、鉄筋の学校の場合はバッテンの形、木造住宅の場合は筋交(すじかい)の耐震工事が地震の時に役立つことを、住教育の授業の中で説明しており、子どもたちも関心を示している。
・木造住宅の耐震診断をしても、改修までする人は少ない。熊本の地震を教訓に、耐震への認識が高まるとよい。
・北陸新幹線の福井県延伸は、企業の本社の県内移転やIターン者の増加などにつながり、人が増えれば住宅建築の需要も増していくと思う。福井県が住みやすく子育てしやすいことなどをもっと発信すると、本県への移住者が増えると思う。
・鯖江市で人口が増えているのは、若い世代の新興住宅地であり、親の家(実家)は、大きいが空き家の状態になっているものも見受けられる。このような大きな古い家に、大切に住んでもらう活動に力を入れていきたい。
・ハウスメーカーに設計・工事を頼む人が増えており、画一的な家ばかりになるのではないかと心配している。収納等に工夫を凝らすなど、福井型の住宅について考え、残していきたい。
・歴史的な景観を守るため、敦賀の博物館通りや、福井の歴史の道、グリフィス館の通りなどでは、空き家を整備したり、木造建築物などの古い街並みを残すよう、規制できるとよい。
・県産材を店舗に活用しようという動きがみられる。例えば、福井駅周辺の観光客の目に留まるような場所には、県産材を使わなければならないよう規制するなどし、福井の色が出せる商業施設ができるとよい。
・県産材の材木は、自然乾燥で生産されるため、後から木が縮んでしまい使いづらい面もあるが、素材そのものの良さがある。このような県産材の性質や特徴について、顧客にも理解してもらいながら、住宅建築等に県産材を取り入れていきたい。

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