座ぶとん集会(若狭瓜割エコビレッジ推進委員会の皆様)

最終更新日 2016年5月18日ページID 032557

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成28年5月6日(金)13:40~
<会場>
天徳寺会館(若狭町天徳寺)
<参加者> 
若狭瓜割エコビレッジ推進委員会の皆様
<主な活動> 
環境に関心がある若者世帯の定住を促すエコ住宅団地や、環境学習等の拠点を整備する「若狭瓜割エコビレッジ構想」を推進。  
<参加された皆様から出された意見>
・若狭町の豊かな自然の恵みを大切にしながら、若いUIターン者の定住を促進しようと、「若狭瓜割エコビレッジ構想」を立ち上げた。この構想が人口増加のモデルケースになるよう、おもてなしの心で入居者に接することで定住につなげるとともに、新旧の住民で協力しながら地域づくりを進めていきたい。
・エコ住宅団地は、人口減少問題解決の大きな力になると期待している。天徳寺区では、この10年で人口が30名強減少、10年後にはさらに40名減少すると見込まれている。26区画ある団地に、若い世帯での移住者が増えれば子どもも増えると思うので、人口は80名増加すると見込んでいる。
・40年程前までは、多い時で地区内に水車が8か所あったことから、水車を復元しようと、小水量で発電できるエコ水車を設置した。水車で発電できることに子どもたちは関心を示しており、水車が環境学習の一つになることに期待している。
また、藁をたたく、米をつく、米粉を挽くなど、昔ながらの使い方で水車を利用し、将来の地域のブランドになる商品を開発していきたい。
・瓜割の滝の周辺に、アジサイを1万本近く植栽しており、ライトアップイベントや夏の若狭瓜割名水まつりなどを開催し、集客増加を図っている。一昨年、舞鶴若狭自動車道が開通したときは観光バスも増えたが、昨年は減少した。北陸新幹線の若狭ルートの早期開通に期待しており、集客力のあるイベント企画やPRの強化も図りたい。
・昨年、環境省の名水百選選抜総選挙「おいしい水部門」において、「瓜割の水」が全国2位になった。現在、のぼり旗でPRしているが、観光客の認識はまだ低いように感じる。もっと全国への発信に力を入れていきたい。
・県外の大学に進学する高校生の多くは地元に戻って来ない。地元で就職する子どもたちのための職場づくりや、就職のために帰って来る学生への特典を強化するなどのUターン施策が、もっと実施されるとよい。
・小学校4年生を対象にした体験授業の中で、人口減少問題について話をしたところ、「地区の人口が減るのは寂しい。他県の大学に進学しても帰って来たい。」「町をPRするゲームを作って人を呼び込みたい。」などの意見があった。子どもの頃から、地域のすばらしさを教える教育は重要であり、しっかりと取り組むべき。
・若狭町には農家民泊が10数件登録されている。宿泊客は少ないが、農業体験や大人数での食事、ホタルや星を眺めたりするなど、若狭町の自然環境に感動し帰って行く。このようなすばらしい環境の中に住んでいることを再認識して、積極的にPRしていきたい。
・農地中間管理事業の農地集約により、規模を拡大して稲作を行っているが、強風などの自然環境に左右されるし、中山間地のため条件がよくない。鹿や猿などの獣害も多く、また土壌の関係もあり、野菜を作るのも大変なので、若い人が農業に従事してくれない。米作への補助金は平成30年頃になくなると聞いており、不安を感じている。

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