座ぶとん集会(坂井地区稲作同志会の皆様)

最終更新日 2016年7月5日ページID 033089

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成28年6月26日(日)14:20~
<会場>
JA花咲ふくい芦原支店 (あわら市国影)
<参加者> 
坂井地区稲作同志会の皆様
<主な活動> 
坂井地区の大規模稲作農家で構成。生産コストの低減や経営の合理化を図るとともに、水田農業の先導者として地域農業の発展を主導
<参加された皆様から出された意見>
<パイプライン>
・九頭竜川農業用パイプライン事業により、きれいで冷たい水が安定供給されるようになった。塩害や水不足の心配もなくなり、作業の効率化にもつながっている。近年では、他の地域にも負けない特Aクラスの米も生産されており、さらに美味しく安全な米作りを進めたい。
・既存の用水で賄えるため、パイプラインが未設置の地域もある。しかし、ポンプ設置後35年経過した地域では、老朽化に伴うポンプの長寿命化や、さらにパイプライン化することも、今後、考えていかなければならない。
<ポストこしひかり>
・平成30年度を目途に、本格的に生産・販売される「ポストこしひかり」には、新たなブランド米になるものと大いに期待している。
<食用米以外の農作物>
・酒米作りを進めることは、米作りの専門知識を活かせるのでよい。酒米の生産量を増やせば、農家の経営も安定するのではないか。
日本酒は海外で人気があるため、もっと輸出拡大に力を入れるとよいと思う。また、日本酒の消費量拡大のため、「日本酒で乾杯する条例」の制定も効果的ではないか。
・米以外に、大麦、大豆、ソバ、キャベツ、ネギ、タマネギ、ブロッコリー、ニンジンなどの作物を、各農家ごとに選んで栽培している。県で推奨する作物を選定してもらえると栽培しやすくなるし、産地化にもつながると思う。
ただ、農家の中には、大量生産していきたい者、請負中心に進めたい者、品質を重視する者など、考え方がそれぞれ異なるため、これまで産地化できないでいる。
・米の消費が減り、パンや麺類の消費が多くなっているため、小麦の生産に力を入れるとよいと思う。小麦には、パン用や、うどん、パスタなどの麺用もあるので、県で推奨品目を決めたらどうか。なお、小麦は雨に弱いので、梅雨までに刈り取ることができ、冬場に日照が少なくてもグルテンが生成されるような、福井の気候にあったものがよい。
・坂井地区では大麦の生産にも力を入れている。近年注目されている、もち麦(大麦の一種。)も作りやすいのではないか。

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