原子力災害制圧道路等整備事業　主要地方道　舞鶴野原港高浜線(大飯郡高浜町神野～難波江)

整備目的

　主要地方道舞鶴野原港高浜線は、京都府舞鶴市溝尻を起点に、舞鶴市野原を経由し、高浜町青に至る道路で、このうち県内区間は高浜町上瀬から青までの延長１６．１ｋｍとなっています。

　本路線は、高浜発電所の近くを通っており、原発事故発生時には迅速な初動・事故対応だけではなく住民の避難にも利用される道路ですが、勾配が急で見通しが悪く、大型車のすれ違いなど通行に支障があることから、高浜町神野から難波江間において、トンネル等の整備を進めてきました。

　本事業の整備により、万が一の災害時だけでなく、地域住民の通勤や買い物など日常生活においても、安全で快適な通行ができるようになります。

計画概要 

　路     線    名：主要地方道　舞鶴野原港高浜線（まいづるのはらこうたかはません）

　箇　　　　所：大飯郡高浜町神野から難波江

　事業着手年度：平成２５年度（現在工事中）

　事  業  延  長：２，５２７ｍ（うち難波江坂トンネル１，０１１ｍ）

　道  路  規  格：第３種３級

　設  計  速  度：４０ｋｍ／ｈ

　開            通：令和３年３月１９日（金）１６時にトンネルを含む約１．６ｋｍが開通

●平面位置図

　
●開通区間写真

【神野側】　　　　令和３年３月中旬撮影

 

【難波江側】　　　令和３年３月中旬撮影  
 

●難波江坂トンネルパンフレット