「ふるさと知事ネットワーク」農産物相互販売開始イベントあいさつ

最終更新日 2010年6月27日ページID 011877

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 このページは、平成22年6月27日(日)にアグリランド喜ね舎で行われた、「ふるさと知事ネットワーク」農産物相互販売開始イベントでの知事あいさつをまとめたものです。

220627あいさつ写真1 皆さん、おはようございます。
 山形県と福井県の直売所同士で産地直送の農産物の相互販売が開始されるに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 まず、この販売のスタートをきっかけに、福井県で山形県のサクランボの魅力をアピールしていただきたいということで、本日は山形県から吉村美栄子知事、JA山形県中央会の今田正夫会長にお越しいただいております。また、賛同いただいた直売所から、JAさくらんぼひがしね(東根市)の髙橋榮基組合長、JA鶴岡(鶴岡市)の今野毅組合長にもお見えいただいております。そして、我が福井県からJA福井県中央会の山田会長が緑色の法被でいらっしゃいます。
 心より歓迎申し上げます。

 さて、季節は初夏でありまして、本県の農産物も旬の季節を迎えております。私たちには心弾む季節となりました。
 こちらの直売所にも、生産者の皆さんが一生懸命お作りになったものが並んでおり、多くの皆さんに買っていただけるということであります。

 私は今年1月、今日お見えの吉村知事をはじめ9県の知事で、地方同士でみんなで頑張っていこうということで「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」をつくりました。4月にはこの9県以外に石川と鳥取の知事も加わり、現在では山形、青森、山梨、長野、福井、奈良、島根、高知、熊本、石川、鳥取の11県が参加しています。

 これらの地域には、大都市とは違う素晴らしい楽しみや美味しいものがあり、本当の「豊かさ」が詰まっていると思っています。その代表的なものの一つが直売活動や産地直送であり、地元の山や里、海の本当の美味しさを、新鮮なうちに食べることができるのです。
 こうした魅力を持った県が、お互いの自慢の産物を知り合いながら、直売所同士で交流・交換を行うということが皆さんの喜びにもつながります。今回は山形県の吉村知事から「それは面白い話だ」ということでご賛同をいただき、初めてJAの皆さんと一緒に開催することができました。

 山形県と福井県は、実は、遠く飛鳥時代には「越の国」ということで、同じ国の中にありました。また、江戸時代には、北前船を通じ、山形の酒田や福井の三国湊でお互いの特産品をやりとりするなど、つながりの深い地域であります。

 今回の農産物相互販売では、福井県からは、初夏を代表する「福井梅」や「越のルビー」を山形県へお送りしています。
 一方、山形県からは、日本一のサクランボの中でも最も人気のある「佐藤錦(さとうにしき)」を、昨日からここ「喜ね舎(きねや)」を含めて県内5か所の直売所で販売しています。220627あいさつ写真2
 とれたてのサクランボを、山形県の直売所価格で味わえるということですので、私も楽しみにしております。

 これからは、こうしたつながりを山形・福井のみならず、11県に広げていきたいと思いますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

 終わりに、今日ここに多くのお客さんが来場し、たくさんお買い上げいただくことをご期待申し上げ、冒頭のご挨拶といたします。

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