「令和5年度 書写指導員研修 8月」を開催しました

最終更新日 2023年9月15日ページID 053819

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元尾道市立御調西小学校長 藤井 浩治氏 を講師に迎え「書写指導員研修」を実施しました

【日 時】  

令和5年8月17日(木)13:30~15:00
    8月18日(金)13:30~15:00

【会 場】  

17日(木)福井県立図書館 ・ 18日(金)福井県立三方青年の家
【参加者】  30名
【内 容】
   県では、小・中学校を対象に書写指導員派遣事業を行っており、希望する学校の書写の授業に指導員を派遣し、実技指導の面でサポートしています。そして、指導員対象に学校の実態や学習指導要領の動向等を知ってもらうための研修を行っています。
   今回は、元尾道市立御調西小学校長 藤井 浩治 氏を講師に迎え、2会場で研修会を実施しました。
 1日目は「和」という漢字を使い、「和」の行書の設計図を紙に書き込んだり、ペアになって気付いたことを話したりしました。行書の原則を教えていただいた後、試し書きし、それを割りばしを使って答え合わせする方法や行書の原則は同じ部分をもつ他の漢字にも使えることを教えて下さいました。3枚目のまとめ書きと最初の1枚目を比べて、変化していることを確認し、子供たちに教えるときには、短時間で成果が出ることやそれをする理由を納得させることが大切だとお話しくださいました。最後に硬筆を行い、毛筆で学んだことを硬筆に生かすことの大切さについてもお話しくださいました。

 2日目は「街」という漢字を使い、クイズに答えながら、縦3つの部分に分かれている漢字の原則を確認しました。割りばしを使い、自分の1枚目が原則どおりに書けているか確かめ、手本に書き込みをした後に2枚目を書きました。実際の授業で、早く書き終わった子供には割りばしを使って答え合わせをするよう指示を出すとよいということも教えてくださいました。既習事項をまとめたプリントを配布し、「街」に活用できるものをグループで探すということも行いました。まとめ書きをした後は、1日目と同様に最後は硬筆を行いました。

 藤井先生は参加者へのおみやげとして、書写に関する資料集や基本点画のワークシートをご準備くださり、参加者は大変喜んでいました。参加者からは、

「理由をしっかり伝えることの大切さを理解できました。書けない子をおいていかないことも重要だとわかりました」

「できているポイントをほめることで子供のやる気につながると思いました。九月からの書写が楽しみになりました」

「今回もとてもわかりやすく、ためになる研修でした。熱のこもった 藤井先生のご指導に感謝です!」

「子供たちが上手になるための細かいステップを教えていただき、上手になる秘訣がよくわかりました」

「いただいた資料が子供を上手にする秘密の玉手箱のような気がして、ゆっくり読ませていただきたいと思いました。藤井先生、本当にありがとうございました」

などの感想が寄せられました。

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