第2回「技ありの逸品」展示会・交流会開会式あいさつ

最終更新日 2010年2月4日ページID 006802

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 このページは、平成20年9月11日(水)に繊協ビルで行われた第2回「技ありの逸品」展示会・交流会開会式でのあいさつをまとめたものです。

200911あいさつ写真1 平成20年度「技ありの逸品」展示会・交流会の開会式が、本日ここに盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
 また、皆様には、日ごろから福井の繊維産業の振興をはじめ、県政の推進に深いご理解とご支援をいただいているところであり、厚くお礼申し上げます。

 さて、原油・原材料価格の高騰など厳しい環境が続いておりますが、福井県は、撚糸、織・編物、染色などあらゆる繊維関連企業が集積している全国有数の産地であり、他には真似の出来ない高い技術を持つ企業も多くあります。

 このような、あらゆる業態の企業が衣料はもとより、インテリア、産業資材までの幅広い分野の製品や技術を持ち寄る展示交流会は、様々な情報交換やビジネスマッチングを行っていくための絶好の機会であります。

 企業の技術は、大事に育てながらも多くの方に知っていただかないと発展もありません。今回はファッション関係の展示が多いようですが、今日まで培ってきた皆様の優れた技をしっかりPRしていただき、他の企業との連携による新たな高機能、高感性な商品の開発、更には自動車関連分野、医療分野などの異分野への展開に繋がっていくことを心から期待しております。

 さて、県では、原油・原材料価格の高騰対策として、さる7月末に、専決処分により緊急対策を講じました。まもなく明らかになると思いますが、9月補正予算においても、新たに追加対策を講じ、予算を計上したところです。これからの資源高の時代には、製品の高価格体系への移行が行われます。一定の期間これに耐えうることも大事ですが、これからは、省エネや新しい技術の開発を考えていくことが大事であり、これが次の成長につながると思います。これからも、皆様の声をお聞きし、十分なる支援をしてまいりたいと考えております。

 本日、この会場へは歩いてきましたが、農業会館の前では「稲のはさば」が設けられていました。また、毎月第2日曜日には、福井駅前で「テント市」が開催され、街なかの賑わいを創出しています。さらに、明日、漁業者が自ら魚介類を販売する「漁業者直販さかな市」が県庁前広場で開催されます。このように、それぞれ皆さん直接お客さんに接して頑張ろうということで、一生懸命努力されています。繊維関係の皆様は、そういった気持ちが人一倍強いと思っています。

200911あいさつ写真2 最近は、オリンピックやアメリカ大統領選挙などいろんな話題がありますが、その中に繊維や眼鏡など、福井の技が製品として活きていることを我々は承知しています。県としましても、「地域を支え世界に広がる福井の産業」の実現のため、皆様と一体となって地場産業の更なる活性化に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、皆様におかれましても、なお一層のお力添えとご意見をいただきますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、福井県の繊維業界のさらなるご発展と、本日ご出席の皆様のますますのご健勝・ご活躍を祈念申し上げ、祝辞といたします。

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