県文化協議会創立60周年記念式典あいさつ

最終更新日 2010年2月4日ページID 007187

印刷

 このページは、平成20年11月18日(火)に福井ワシントンホテルで行われた、県文化協議会創立60周年記念式典でのあいさつをまとめたものです。

201118-2あいさつ写真1 本日、社団法人福井県文化協議会の創立60周年記念式典ならびに祝賀会が盛大に開催されますことを、心からお祝い申し上げます。 

 また、竹川会長をはじめ、ご参会の皆様方には、日ごろより本県の文化行政の推進につきまして、格別のご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 さて、福井県文化協議会は、戦争の傷も十分に癒えない昭和23年に設立されたわけですが、福井の文化を創造していこうという先人達の熱い思いが結集し、設立されたものと思います。

 それから60年間、その熱い思いを引き継ぎ、非常に数多くの県内の文化団体が福井県文化協議会のもとに結集し、各種文化活動の促進を図り、本県芸術文化の普及発展にご尽力いただいております。これに対しまして、深く感謝を申し上げます。

 近年では、平成17年度、本県において開催した「第20回国民文化祭・ふくい2005」において、3万人を超える出演者(30,842人)と80万人近くの観客数(785,863人)を集め、本県の文化振興に大きな成果を収めることができました。これも数多くの文化団体をつなぐ福井県文化協議会と本日お集まりの皆様をはじめとする皆様が誠心誠意取り組んでいただいたおかげだと思います。

 さて、変化の激しい現代社会において、心豊かで潤いのある幸福な生活の実現のためには、芸術文化の果たす役割はきわめて重要になってきています。

 私も以前は俳句を楽しんだことがありますが、今は離れてしまい残念に思っています。県民の皆さんが一生身近な文化に接しつづけることは大事だと思っています。本日ご出席のリーダーの方には、福井の文化の峰をより高々と伸ばしていただかなければなりません。

 福井県には、岩佐又兵衛、近松門左衛門など、新たな芸術文化を生み出してきた先人達がおります。県におきましても、この先人達の精神を引き継ぎ、ふくいの文化創造につながる社会づくりを進めていきます。近々、「教育・文化ふくい創造会議」におきまして、今後の福井の文化振興施策について検討を始めたいと思っております。

201118-2あいさつ写真2  最後に、福井県文化協議会におかれては、この60周年を節目にし、さらに発展されますことを祈念いたしますとともに、会員皆様のより一層のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、お祝いのことばとします。

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、までメールでお送りください。

お問い合わせ先

(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)