「SATOYAMA国際会議2013inふくい」開催記念プレシンポジウム 知事あいさつ

最終更新日 2013年6月26日ページID 023892

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 このページは、平成25年6月15日(土)に福井県国際交流会館で行われた、「SATOYAMA国際会議2013inふくい」開催記念プレシンポジウムでの知事あいさつをまとめたものです。

 「SATOYAMA国際会議2013inふくい」前のプレシンポジウムの開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

 福井県では、縄文・弥生時代やそれ以前から農耕あるいは天の恵みを大事にしながら生活をしてきました。人々は様々な自然環境や伝統文化、海、山、川、湖などの自然の中で生活してきました。現在もコウノトリを呼び戻す運動や三方五湖の自然再生など、住民活動も極めて活発に行われています。

 こうした生活の様子は、我われ県民はごく当たり前で普通のことと考えていますが、海外から見るとその一つひとつが驚きであり、特筆すべきことであったりします。これは、我われが誇りとすべき環境だと思います。【写真】知事あいさつ

 福井県としてはこの里山を中心とした魅力を自分たちが自覚し、あわせて広く国内外に知られるよう、「SATOYAMA国際会議」を今年9月に開催することにしました。この会合にあわせて、9月8日から一週間の県主催による「子ども環境教育フォーラム」、また県と環境省の共催による「全国『里の達人』サミット」など、たくさんの行事が開かれます。皆様方にはぜひご参加いただきたいと思っております。

 今日のシンポジウムは9月の国際会議のプレイベントという形で、福井の里山の「いま」現在と「これから」未来について、専門家の皆様にご意見を交わしていただきたいと思っております。

 皆さまにおかれましては、このシンポジウムを通して福井の里地・里山・里海湖(さとうみ)の魅力やその豊かさを改めて知っていただき、美しい福井の環境を慈しむ気持ちを新たにしていただければ幸いであります。

 最後に、このシンポジウムの開催にご尽力いただいたNHK福井放送局をはじめ、環境省中部環境事務所や国連大学高等研究所、福井新聞社の皆様方にお礼申し上げますとともに、今日ご出席の皆様方のますますのご活躍をお祈り申し上げまして冒頭の挨拶といたします。

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