福井県スポーツ少年団創立50周年記念式典 知事祝辞

最終更新日 2013年11月22日ページID 025089

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 このページは、平成25年11月16日(土)に福井県国際交流会館で行われた、福井県スポーツ少年団創立50周年記念式での知事祝辞をまとめたものです。

 今日は福井県スポーツ少年団創立50周年という節目の、誠におめでたい式典です。皆様とともにお祝いできることを大変うれしく思います。おめでとうございます。
 また、後ほど表彰を受けられる皆様には、長年にわたりスポーツ少年団と体育振興のためにご尽力いただきました。これまでのご尽力に心からの敬意と感謝を申し上げます。
【写真】知事祝辞
 さて、福井県スポーツ少年団は昭和38年、第1回目の東京オリンピックを直前に控え、福井県でも第1回目の国体を控えたこの時期に設立され、今回創立50周年を迎えました。
 調べてみると、福井県の小学生の4人に1人がスポーツ少年団に加入しており、全国平均の倍くらいの組織率という素晴らしい実績です。こうしたことが、福井県の子どもたちの全国体力テスト4年連続日本一という、全国に誇れる素晴らしい成績につながっているのだと思います。

 さて、本年策定した福井県スポーツ推進計画では、「運動好きな子どもたちが元気に輝ける福井」、また「国内外で活躍できるトップアスリートが育つ福井」を目標に掲げ、スポーツや運動を楽しむ子どもたちの範囲を広げると同時に、水準の高い選手も育てるという2つの方法で計画を進めているものです。
 一例として、勝山高校1年の山口茜選手が先日のヨネックスオープン・ジャパンで優勝しました。これは世界レベルの大会で最年少かつ日本人初の快挙です。さらに、山口選手は続く世界ジュニア選手権でも優勝し、我々にとって大変な誇りであり、目指すべき1つの目標だと思っております。

 折しも平成30年には2巡目の福井国体があり、2020年の東京オリンピックの2年前に当たります。今小さなお子さんたちががんばることで、国体選手として活躍していただけるという大事な局面です。私は知事という立場と同時に体協の役をしておりますので、2重の意味で皆さんとともに、しっかり協力しながらがんばらせていただきたいと思っています。今後、様々な局面でいろいろな連携をしながら、「チームふくい」の選手が育つようにがんばりたいと思っています。
【写真】会場の様子
 スポーツをするのは子どもたちですが、我々大人が考えなければならないことはいくつかあると思います。まずは互いに世代が2代ほど離れているという問題があると思います。我々が若い子どもたちの気持ちを理解する必要がありますし、また、お兄さんお姉さん世代の若い皆さんにご協力いただき、子どもたちに多様なスポーツを楽しんでもらうよう働きかける必要があると思っています。今回の創立50周年をきっかけに気持ちを新たにして、大人の我々がスポーツ少年団を盛り上げていくという強い気持ちで進めさせていただきたいと思います。

 終わりになりますが、この式典の開催にご尽力いただきました多くの関係者の皆様にお礼を申し上げますとともに、福井県スポーツ少年団が、健康でたくましく人間性豊かな子どもたちの育成を目指し、地域とともにさらに発展されますことを心より祈念申し上げまして、お祝いのことばとしたいと思います。おめでとうございます。
 

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