福井県中学校長会(学力向上推進会議)での知事講話

最終更新日 2014年9月25日ページID 028165

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 このページは、平成26年9月25日(木)に福井市で行われた、福井県中学校長会(学力向上推進会議)での知事講話をまとめたものです。

 皆さんおはようございます。
 本日は、学力を中心に様々な研究について意見交換をされると伺っております。県下各地の校長先生がこうしてお集まりでございます。せっかくの機会ですので、お話をしたいと思います。
 今日は皆様一堂に会しての研修会です。よい成果が上がりますように願っております。また日頃の皆様のご努力に敬意を表したいと思います。

 7月に舞鶴若狭自動車道が全線開通いたしました。いよいよ嶺南と嶺北が一体化をしたわけです。敦賀小浜間が30分短縮し、平均しますと嶺南と嶺北が往復で1時間短くなったということですので、子どもたちを含めた学校活動や先生の研修で、嶺南嶺北の交流をもっと進めて、いろんな施設をお互いに利用していただく大きなチャンスだと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
【写真】知事講話

 今、小浜の若狭歴史博物館や海浜自然センターがリニューアルしておりますし、一方勝山の野外恐竜博物館も今年の夏オープンいたしましたので、両方の地域から気軽に行って勉強してほしいと思います。また去年の秋には、福井県の里山里海湖研究所もできておりますので、理科などを中心に活用していただくことが学校にもプラスになりますし、地域にも私たちにとっても還元をすることになりますので、念頭に置いてください。

 それから今年も学力調査がありましたが、良い結果が出ておりました。今日のメインテーマでもありますね。皆様方校長のリーダーシップ、先生方や家庭との協力の中で努力をいただいていることについて感謝を申し上げます。
 今日は県下の75ぐらいの中学校がお集まりです。学校によって様々な問題もあると思いますが、時間の関係もありますので一般的なお話に留めたいと思います。 

 中学1年の壁や不登校など、様々な問題は相対的に減少傾向にあるようですので、皆さんの努力の結果と思っているところです。
 ここでブラインドアンケートをしたいと思いますので、目を閉じてください。75校がお集まりですが、全体をABCに区分するとします。皆さんの学校が、まずBクラスの25校の中に入っていると思う方、手をあげてください。
 (校長、手をあげる)
 それではAクラスだと思う方。では残念ながらCクラスの25校だと思う方。はい分かりました。
 まず、ご自分の学校のことをよく把握してもらうことが必要です。特に真ん中のBクラスの学校が数人しかいらっしゃいませんでした。ご自分の学校がどんな状態かをよく把握していただきたい。
 AまたはCだと思う校長先生は、約同数だったと思いますが、自信のある先生と自信のない先生が両極端に分かれたものと思います。
 別のことをお聞きします。今年の学力テストの数学と国語について、全てこんな問題だと目に浮かびますか。目に浮かぶ校長先生、手をあげてください。
 (校長:手をあげる)
 はい、分かりました。それからそれぞれの問題について、自分の学校の正答率がどの程度だったか目に浮かぶ校長先生手をあげてください。二等辺三角形の問題は合わなかったなどが目に浮かぶ方は手をあげてください。
 (校長:手をあげる)
 はい分かりました。特定の問題が目に浮かぶ先生は多いけれども、それぞれの問題が目に浮かぶ人はあまりいないようです。また、全体的に出来が良い悪いははっきり覚えていますが、それぞれの問題についてはあまり意識していないようです。もう少しご自身の学校についてイメージを持っていただき、教育改善を行ってほしいと思います。

 昨日、県教育委員会の先生方とお話をしました。小学校の話が多かったのですが、中学校は数学の二等辺三角形の問題を議論しました。
 (知事:簡単に説明しながら、白板に三角形の図を描く)
 本県のこの問題の正答率は35%ぐらいだったと思います。秋田県は30%ぐらいでした。
 これは学力テストの一つの問題です。この問題が人生にとって大問題というわけではないですが、何を克服すると解けるのだということを、子どもたちが先生と一緒に考えて解決できれば、来年の学力調査は必ずよくなるでしょう。
 ちょっと注意して教えるだけでは解決できないと思います。子どもの親身になって、なぜそうなるのかという教育を行っていかなければならないと思います。今日は時間がないので、具体的な教え方は省略しますが、そのような教え方をしてほしいと思います。
 国語の問題についてお話を聞きましたら、「急がば回れ」のことわざの意味。それから「半径」「招待」の漢字もありました。「半径」が正解ですが、同音異語、経済の経と間違うようです。そういう問題が多いのでしょう。傾向を掴んで克服することが課題です。特にことわざはたくさん教えた方が良いです。

 小学校の先生と話していたら、教科書には4つしか載っていないからそれ以上は教えてはいけないと言う先生がいますが、世の中でことわざを4つしか使わないということはないのです。たくさん教えると頭に入らないということもないです。
 関係するものは広く、反対のことわざ、似たことわざ、紛らわしいことわざなど、たくさん教えれば良いと思います。
 今日の新聞に「話が煮詰まった」など、間違いやすい表現の言葉が載っていましたが、子どもたちには幅広く教えた方が良いと思います。
 これは中高一貫や小中連携にも関係すると思います。教科書の範囲にあまりとらわれない方が良い。学習指導要領にもそこまでは書かれていません。教える漢字の数は書いてあるけれども制限はされていないのです。福井県は最初にそれをやった県ですので、頭を柔らかくして教科内容を良くするべきだと思います。これは校長先生の役目だと思います。

 小学校の問題にはこんなのがありました。
 (知事:白板に紙テープの図を描く。)
 この紙テープの長さは「80×1.2」です。これはだいたい解けています。80㎝の0.4倍、こうなると半分くらいの正答率に下がります。なぜ子どもたちは割り算と間違ってしまうのかということです。そんな話を昨日していました。なぜ割り算にしてしまうのでしょう。
 どうやら1よりも小さい数字が出ると割ろうとするようです。大きい数字も小さい数字も数学的には全部同じです。数字は連続していますから。でも突然、子どもたちは1より大きいとかけ算の世界だと思うし、1より小さいと割り算の世界だと思ってしまうのです。その思考法を直していく教え方が課題ですが、小学校は全国的に正答率が高くありません。毎年同じような問題が姿を変え数字を変えて出ていますが、これを克服することで数学的な思考も良くなり、学力テストの成績も良くなり、ある問題を克服すると次のレベルに行けると思います。
 そこで、答えを選ぶときに検算をすれば正しい選択肢に到達するだろうと考え、検算についても話をしました。
 検算というのは、自分がやった計算をもう一度繰り返すことなのか、あるいは繰り返すことではなく逆の計算をしてみることなのか。検算をして初めて物事が終わる。これは数学のみならずあらゆる仕事に関係していると思います。このようなことを話しました。
 例えばこの話が終わって私が黒板を消さないで帰ったとします。振り返っていませんから、検算をしない人生を送っていることになります。
 数学でも算数でも同じです。振り返る、落ち着いて物事を考える。お買い物をしても、おつりをもらって初めて買い物をしたということであって、物をもらったから買い物をしたということではありません。いろんな教え方がありそうだと言っていました。
 このようなことを通じて、学力や生活態度などを深める教育ができるのではないかと思います。ご参考にしていただければと思います。  

 福井県の教育の推進の話をします。
 1つは、今18年教育を推進しており、幼稚園・保育所と小学校との接続を考えた教育を進めております。保育士が小学校の1年生の先生方と議論する。また小学1年生の担任の先生が保育所や幼稚園の先生と議論して、お互いに連携するということをしております。
 文部科学省でも小学校と中学校の連携の話を進めていますが、担任制をどうするか、それから外国語教育における中学校英語との連携をどうするか、数年後には小学校3年、4年にも外国語教育が始まるようですから。
 特に小学校の英語と高校の英語には内容に大きな差がありますので、中学校で語彙や文法や音声などが充実できれば、福井県の子どもにとって高校の英語がそれほど負担にならないだろう思います。 

 今から校長先生がご自分の中学校で実践をしていただくことが大切だと思っております。制限はありませんから少しずつ工夫をして振り返ってください。皆大丈夫か、ついて来ているかと振り返って、また次を目指すようにしてください。新学期からとか来年度からとかではなく、時間をおかずに毎週毎週取り組んでください。
 特に中高一貫教育については、来年春から高志中学校ができますので、70数校ある中学校に入学する予定だった子どもたちのうち何人かがそこに行きます。見方によっては校区が広域化したことになります。それで皆さんの中学校に影響が出るわけではないかもしれませんが、より広域化した中学校が1つあるという認識を持っていただいて、そういう中学校と役割を分担しながら皆さんの中学校もがんばるということだと思います。
 高志中学校の試験については、できるだけテストをするのではなく、作文や適性検査で選抜します。前だけを見るのではなく自分自身を振り返ることです。落ち着いた子どもたち、ガッツのある子どもたちを選抜したいと考えております。
 最近、中高一貫校に入るための塾があるそうですが、塾に行かなくて済む教え方を塾でやるという変な話になっているようです。小学校でしっかり勉強や学校生活をして、普通に中学校に行けるということを狙っています。皆さんの学校もそれぞれそういうお気持ちで教育を進めてほしいと思います。 
【写真】知事講話

 先程の話にもう一回戻りますが、かけ算ではどんな問題がありますか。
 「スーパーに行って、一個200円のリンゴを5個買った。」これは何かかけ算の順番があるそうです。小学校ではどうやって教えるのですか。200×5ですか。これでいいですか。
 校長:「値段×個数です。」
 そう。盛んに教育委員会の指導主事の先生方はおっしゃっていました。
 (知事:式を書く。200×5と5×200)
 逆に書くと絶対違うと言うのです。違うのでしょうか。教え方の柔軟性、逆の順序の式では駄目だと言うのです。
 校長:「5円のものを200個買ったことになってしまいます。」
 そうですか。中学校でも同じ発想ですか。
 校長:「中学校も基本的に一緒です。」
 そうですか。何か怒られているような感じがします。柔らかく、算数や数学の世界で硬く教えるから間違えるのではないかと言ったら、「いや違う。絶対これだ。」と言われて困ったなと思いました。逆ができないと困ると思います。
 校長:「小学校の算数というのは、1当たり量に対して何個あるかという演算で学んできています。知事がおっしゃっている200×5と5×200は同じだろうというのは、ちょっと世界が違う話になり、一緒にされてしまうと子どもは、一番大事な1当たり量に対する関係を見つけていくため、混同が起きてしまいます。演算としては左右入れ替えても何ら問題はありませんが。」
 何かおもしろいですね。中学校ではこんな問題はあるのですか。方程式にも順番があるのですか。こういうことはどこで教えるのでしょう。小学校6年なのか中学1年で教えるのか。学力テストの問題はみんな似ていて、入れ替えられないから間違うようです。一度研究してみてください。 
 これは「リンゴが」と考えるからこうなるのです。例えば「僕がカバンの中に微生物を500個持って」いて、「人が100人いると微生物はいくつありますか」と言うと、微生物が先に出ます。人間が100人だったらと言うと、100×微生物の数になるのでしょうか。中学校でもどこかで教えてもらった方が良いですね。学力テストでは逆さまに書くと間違いということはないでしょう。そのような問題は出ないと思います。少し考えてみてください。

 次は英語の問題です。最近はだんだん低年齢化していて、小学校から英語を教えていますね。ちょっと目を閉じてください。NHKのラジオ講座を聞いておられる方、手をあげてください。
 (校長:手をあげる)
 はい、ありがとう。小学校の校長先生と同数の4人でした。目を開けてください。もう少し聞いてほしいですね。
 今、英語教育は問題になっています。校長先生が聞いておられるだけで、15分でも30分でも、その中学校の英語教育は良くなると思います。話すことが変わりますので、今日から是非始めてみてください。朝6時からありますし、昼12時15分からあります。夕方の6時45分から、9時から、10時半にもあります。何回も聞くチャンスがありますから、校長先生の業務に差し支えはないと思います。
 特にこれからの英語教育については、音声教育を充実していただかなければなりません。世の中の要請もそうですし、試験や学力検査もだんだん音声型や日常型になるのではないかと思います。コンピュータを使うための英語や、操作の仕方の説明文章、コマーシャルの英語などですから、これこそ普通に英語の世界なのかもしれません。
 そういう音声を中心とした英語教育に校長先生が関心を持っていただき、先生や学校全体の指導をしていただくと良いと思います。  
 先日、高志高校と藤島高校で話をする機会がありました。子どもたちに「英語で一番困っていることは何ですか」と聞いたところ、「単語がたくさんあるのが困る」「長い文章が困る」などの答えが返って来ました。「1つの文章が長いのは困る」ということのようです。
 長い文章は単純ではなく、whichやwhenが入っていたり、andやorが入っていると想像します。このような長い文もできるだけ早く勉強できると良いと思います。
 数学などと違って英語は単なる言葉です。積み重ねていけばそれだけ覚えられると思います。体育や家庭などの教科に似て頭を使うような学問ではないのですから、積み重ねを重視してほしいのです。その際、校長先生に関心を持っていただきたいのです。 

 また、中学生になると様々な芸術や音楽や芸能等に関心が出てくると思いますので、それらの分野の先生をお呼びする機会を増やそうとしています。情報をよく察知して、先生方や子どもたちに積極的に参加をしていただくようにお願いします。
 美術などでも先生をお呼びしたりしています。音楽でも楽器に関心のある子どもたちにこのような機会を与えたいと思っています。ヴァイオリンなどの弦楽器を多くの中学校でも体験してもらい、実施して全然経験がなかった子どもたちが1年ぐらいでかなり伸びますので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、日本画を活用した美術教育についても、中学校で12校始めております。東京芸大の先生もお見えになっています。それから小中高を通した弦楽教育を推進校10校で進めております。皆さんの学校でもこのような機会を活用していただいて、学校全体にこのような雰囲気で広めていただければ良いと思います。  

 次に、全般的な先生方の研修の状況について情報をお伝えしたいと思います。現在、県外の先生が福井県の学校で勉強したいということで、昨年は4県から6名の先生方がお見えになりました。今年は茨城、高知、熊本など6県から8名の先生に小中学校で勤務していただいております。成和中、芦原中、明倫中、武生第一中、中部中など、県教育委員会にも一人おられます。
 それから逆に、福井県からは4名の教員が県外に勤務しています。茨城の日立第一高等学校附属中学校、熊本の山鹿市立山鹿中・熊本高校、愛知県の岡崎高校で勤務しています。
 さらに、東京の都道府県会館に県の東京事務所があります。そこに教員が1名派遣されていて、1年間勤務しながら都内の塾や私立中学校高校の状況、公立の中高一貫校などで毎日情報を収集しております。時々福井に戻って状況を報告したり、インターネットでも情報を公開していると思いますので、情報としてご活用をしてほしいと思っております。
 また、皆さんの学校でも教育視察が多いと思います。昨年度は福井県に1500人余りの教育視察がありました。今年もほぼ同数です。
 こうしたなか、中学校の学力テストについてはほぼ1位か2位で、良いポジションであります。しかし他県も必死でやっておりますので、小中学生を通じてだんだん差が縮まりつつあります。ディフェンディングチャンピオンですから、心して体制を整えて中身を吟味し、しっかりした教育をすることが重要だと思います。皆さんの役割は非常に大きいと思います。  

 先日、国立情報科学研究所という国の研究機関がありますが、新井紀子さんという先生がお見えになり、いろんなお話をしました。この先生は「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトをやっておられます。プロジェクトの名前をセンセーショナルにつけておられますが、この先生のお話を聞いくと、ロボットで東大に入ろうとしているわけではありません。人工知能はどんな問題が解けて、解けないのはどんな問題かを調べたいということです。
 人工知能にできることは学校の先生がやらなくて済むことになります。人工知能で何を教えるのか、教員の皆さんは教えるウエイトが変わってきますから、関心が高まると思います。
 新井先生の話を聞くと、数学は人工知能でできそうです。歴史など、なぜそうなるかという分野は難しいそうです。ある程度解くことはできても限界があるようです。そんなお話でした。
 したがって、先生方には人工知能とは違う教え方が大事だと思います。先程の200円×量などは、人工知能だとどうなるのかと思います。

 それから、OECDが中学校の教員を対象に、国際教員指導環境調査(TALIS)という調査を実施して、この6月末に公表されました。「先生は忙しい」という実態や、「能力があるのに自信がない先生が中学校に多い」という結果が出ております。単純比較ですから本当かどうか分かりません。そもそも国が違うので教育制度や授業時間数も違いますし、教育界が世間からどれだけ期待されているかも違いますが、概ね傾向は出ているようです。
 校長のリーダーシップを問う質問があり、「教員が指導能力の向上に責任を持つよう具体的な取組みを行ったか」という質問に対しては、参加国の平均は68.9%ですが、日本の校長は38.9%で、半分まではいきませんが非常に低いです。これも形式統計ですから、多忙と同じ状況で、日本が多忙というが本当に多忙なのかという話と、校長がよく接触をしているのかどうかというのはよく似た問題です。そのような傾向だということです。
 教室の規律「問題を教員と協力して解決したか」という質問は、参加国の中では日本の校長は34ヶ国中2番目に低い。外国の学校はいろいろと問題があって校長先生は大変なようです。
 もう一つは「授業をよく観察しているか」。日本のよく観察している割合は67%です。各国の平均が50%ですから、観察はよくしているということになると思います。
 この統計3つを人口知能的に見ますと、「よく見ているのに比較的あまり口を挟んでいない」となります。「よく観察していながら静かに眺めている」ような校長先生が多いのでしょうか。参考にしていただきたいと思います。福井県に当てはまるかどうかは分かりません。この調査は日本の平均です。手をあげてアンケートをすれば良いのですが、それはまたご自身で考えていただきたいと思います。  

 時間も参りましたので終わりますが、皆さんにお願いしたいことがいくつかあります。
 先程お話しした英語教育以外に、国語教育、白川文字学です。漢字の問題もありましたが、ことわざとか白川文字学などをもっと活かした福井らしい教育を充実していただきたいと思います。白川文字学の教育は小学校と中学校で違うと思います。他県では中学校でも漢字教育を熱心にやっている県があります。本家本元の福井県の白川文字学ではさらにがんばってほしいと思います。
 まだ十分に普及していませんが、小学校では百人一首です。平仮名的な言葉ですが、小学校で良いと思います。中学校ではことわざや漢文漢詩を充実してほしいと思います。授業にも出てくると思いますが、漢字、漢詩、漢文、漢語などの言葉を充実することが大事だと思います。
 全体的に国語や漢字などに対する知識教養、日本古来の言葉に対する関心を高めることが大事であり、今がチャンスだと思います。古典、文芸、和歌、俳句などいろいろありますが、故事成語もあります。こういうことについて、学力テストでも漢字やことわざがやや弱いということですので、ご指導いただいてはどうかと思います。
 今日お話したことは、校長先生が率先して視野を広めていただいて、先生たちを指導することが大事な仕事ですので、そのようにお進めください。そして、できるだけ頭を柔らかくするところは柔らかくしてお願いします。
 以上です。

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