どんなことをするの?

最終更新日 2008年4月18日ページID 003101

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どんなことをするの?

民生委員・児童委員活動の基本は、7つのはたらきにあります。
※注 <実例1>~<実例7>は民生委員・児童委員Aさんの一つの具体的活動事例です。

1 社会調査のはたらき

担当区域内の住民の生活実態や福祉ニーズを日常的に把握します。
<実例1>
B市の民生委員児童委員協議会では、配食サービスの協力や声かけ、安否確認等の活動を通して、
住民の生活実態や福祉ニーズを日常的に把握しています。

2 相談のはたらき

地域住民が抱える問題について相手の立場に立ち、親身になって相談にのります。
<実例2>
その中で民生委員・児童委員のAさんは、ある高齢者(90歳)宅を訪問したとき、家族から「自宅で
介護を続けたいが、心身ともに疲労しているので何とかしたい。」という相談があり、ゆっくり話を聞き
ました。

3 情報提供のはたらき

社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します。
<実例3>
在宅で介護をしたいという家族の希望に対応し、介護保険制度を利用して受けられるホームヘルプ
サービスやショートステイ等の在宅サービスについての情報を提供しました。

4 連絡通報のはたらき

住民が、個々の福祉ニーズに応じた福祉サービスが得られるよう関係行政機関、施設・団体等に連絡
し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます。
<実例4>
その後、民生委員・児童委員のAさんは、本人と家族からの申し出により市の窓口に連絡し、在宅
サービスを受けるために必要な対応を依頼しました。

5 調整のはたらき

住民の福祉ニーズに対応し、適切なサービスの提供が図られるように支援します。
<実例5>
また、介護保険制度にはない通院の送迎やふとんの洗濯・乾燥等の需要に対し、サービスが提供
されるよう社会福祉協議会の事業やボランティア活動利用の調整をしました。

6 生活支援のはたらき

住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます。
<実例6>
また、自ら支援活動を行うとともに、家族が外出するときには、近所の人やボランティアグループと
ネットワークをつくり対応するなど、家族だけでは抱えきれなかった様々な問題の解決に取り組みま
した。

7 意見具申のはたらき

活動を通じて得た問題点や改善策について取りまとめ、必要に応じて民生委員児童委員協議会を
通して関係機関などに意見を提起します。
<実例7>
B市民生委員児童委員協議会では、各委員の活動を通じて、在宅で介護をしている家族への支援
の必要性を知り、問題点を取りまとめるとともに、家族に何日かでもゆっくり休めるようなプログラムを、
行政や社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、ボランティア等が協力して実施してはどうかと
いう意見を市に提起しました。

    

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