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秋の企画展

−姿と伝承−

2006年 10月7日(土)〜11月26日(日)
会期中休館日: 第2・第4水曜日

特別展料金 :一般400円 大学・高校生300円 小・中学生・70歳以上200円
         ※30名以上の団体は2割引
昔話の鬼 鬼ごっこ 節分の鬼など
鬼は物心がついた頃からあたりまえのように
わたしたちのそばにいました
ひとは鬼をどのようにとらえ そして表現してきたのでしょうか
現代に残る絵画や工芸品からその姿と伝承を探ります
展示コーナー
正体不明の「鬼」 疫病や災いで多くの人が苦しんだ時代、人びとは、その原因を思い描きました。
不吉をもたらす何者か・・・それは、次第に「鬼」という形で表現されていきます。
災いをもたらす鬼、さまざまな物の怪としての鬼、鬼を防ぐ鬼など、人びとが思い描いた鬼たちを展示します。

展示資料:「百鬼夜行絵巻」(原在中筆・江戸時代・大阪市立美術館蔵)、追儺面(鎌倉時代・鯖江市 加多志波神社蔵)、浮世絵(江戸時代・内藤記念くすり博物館蔵)、役行者像(南越前町 上牧谷 金毘羅堂)など
地獄の鬼 鎌倉時代に入ると、浄土思想の広まりとともに、鬼は、地獄で人びとに罰する役を与えられました。これにより、恐ろしく残忍な鬼のイメージが広まっていきました。
地獄の鬼の姿を描いた資料を展示します。

展示資料:「地獄・極楽浄土図」(江戸時代・高浜町 正楽寺蔵)、「十王図」(江戸時代・敦賀市 西福寺蔵)など
鬼退治物語 恐ろしい鬼を退治するヒーローを描く「鬼退治物語」。童話、童謡でおなじみですが、ここでは、鬼退治の英雄ではなく、鬼に眼を向けてみてください。
鬼と人の戦いを描いた資料を展示します。

展示資料:「桃太郎絵巻」(江戸時代・内藤記念くすり博物館蔵)、「大江山鬼退治」図絵馬(福井市東郷 稲荷神社蔵)など
人の心にすむ鬼 人が鬼に変化(へんげ)する物語は、鬼と人がじつは隣あわせの存在であることを浮き彫りにします。心にきざした激しい憎しみや怒りで、鬼と化した人の姿を表現した資料を展示します。

展示資料:「道成寺縁起絵巻」(江戸時代・大阪女子大学付属図書館蔵)、能面「泥眼」「般若」(国立能楽堂)など
鬼のイメージの変化 得たいが知れない、恐ろしい、怖い・・・長い間、鬼は人間と対立し、人間に害を与える存在とされてきました。しかし、平和な日々がつづいた江戸時代、だんだんと鬼のイメージが変化していきます。
少しユーモラスで可愛げのある鬼の姿を展示します。

展示資料:「大津絵」(大津市歴史博物館蔵)など
関連イベント
10月15日(日)  14:00〜 ギャラリートーク(展示説明会)
11月 3日(祝)  14:00〜 ギャラリートーク(展示説明会)
11月11日(土)  14:00〜 ミュージアムライブ
「リコーダーの調べ」演奏:橋本龍雄氏(福井大学)
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