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秋の特別展

−その多様な信仰と意匠−

2009年 10月17日(土)〜11月23日(祝)
会期中休館日:10月28日(水)・11月11日(水)

特別展料金 :一般400円 大学・高校生300円 小・中学生・70歳以上200円
         ※30名以上の団体は2割引
大蛇やワニ、トカゲなどをもとに古代文明が生み出した
空想上の生き物――「龍」

西洋に広がった龍=ドラゴンは魔物として恐れられ
東洋に展開した龍は神や自然の象徴として
長く崇められてきました。

では、龍はいつごろどのようにして日本に伝わったのでしょう。
日本に伝えられた後、龍に対する意識は
どう変容していったのでしょうか。

人びとの龍に対する思いは、文字として残されていると同時に
さまざまな絵画や工芸品の意匠にも
見て取ることができます。
展示コーナー
ドラゴンと龍 西洋の龍は地を歩み、中国の龍は天空を飛ぶ。
貴重な版画や書籍でふたつのイメージを紹介します。
展示資料:「馬上の聖ゲオルギウス」「青花龍唐草文皿」ほか
龍の伝来 仏教伝来とともに龍が日本じゅうに広がりました。
経典や仏画には、さまざまな龍が登場します。
展示資料:「仏涅槃図」(本覚寺蔵、国指定重要文化財)、「不動明王三童子像」(萬徳寺蔵、国指定重要文化財)ほか
豪奢な龍 力強さと美しさに満ちた龍。京都祇園祭の山鉾にも、土地ごとの祭りの山車にも、豪奢な龍が好んで使われました。
展示資料:「京都・八幡山見送り」「三国下西町屋台彫刻」ほか
記号化する龍 龍は権威の象徴。武具や衣装を飾り、やがてさらにデザイン化され、戦国武将の印章などにも持ちられました。
展示資料:「色絵龍文鉢」、「織田信長朱印状」ほか
民俗世界の龍 ときに龍とヘビはひとつとみなされ、そして何より日照りに雨をもたらしました。
展示資料:「高山市神明講火消装束」「長浜市 “蛇の舞”の蛇」
龍を楽しむ
(第二会場)
フィギュアの製作で知られる海洋堂の宮脇修氏が、楽しみながら収集した龍の造形物のコレクションをご紹介します。
海洋堂のメンバーによるオリジナル龍フィギュアも見どころです!
関連イベント
10月24日(土)  14:00〜 教室「龍と仏教信仰の関係について」
    講師:澤 博勝(当館主任学芸員)
10月25日(日)  14:00〜 ギャラリートーク(学芸員による展示説明)
10月31日(土)  14:00〜 講演会「日本の龍 −悪蛇か神か」
    講師:金田久璋氏(敦賀短期大学非常勤講師)
11月 7日(土)  14:00〜 教室「龍は雨を降らせる?」
    講師:坂本育男(当館副館長)
11月 8日(日)  14:00〜 ギャラリートーク(学芸員による展示説明)
11月15日(日)   見学会
   「円空仏と白山美濃馬場」
   バスによる団体見学会です。
   定員35名・お申し込みください。 参加費:1000円
11月22日(日)  14:00〜 ギャラリートーク(学芸員による展示説明)
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